生き物の”生”と”性”を改めて感じさせられる。子どもに読ませたい小説ナンバーワン”獣の奏者”シリーズがおすすめ

2015.06.16

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全5巻の作品で、NHKのアニメでも放送されていたこともある”獣の奏者”シリーズは本を読むのが嫌いな僕が初めて、いいと思って読み進めた本でした。

NHKアニメ”獣の奏者エリン”

本を読み始めるきっかけになったのはNHKアニメで放送されていた、小説をアニメ化した”獣の奏者エリン”を見たことです。
 

物語はある村の少女の母が村の掟を破ることで処刑されてしまうシーンから始まります。その少女が”エリン”なんです。

エリンはお母さんのおかげでなんとか無事に別の村に渡ることになりますが、そこから獣や虫、生き物の生態を知ることに興味を持ち始め、それを学ぶ”獣ノ医師”になる勉強をします。

しかし、この国には”闘蛇”という戦争で使われる大きなトカゲ風な生き物と王族のペットとして買われる”王獣”という絶対的な存在の生き物とがいました。

エリンはその”闘蛇”と”王獣”との間にある生物的な本能が世界を滅ぼしかけたという歴史的な背景を知り、自らが”王獣”を操ることのできる能力を利用されてしまうことを恐れました。

結局その能力は国の存続のために使われることとなり、悪夢の戦争が繰り返されることになるんです。

NHKのアニメではこのシーンまでの放送でしたが小説には3〜5巻があり、その戦争の後の”エリン”の行く末についても書かれています。
 

小学生ながら泣いてしまうほどの素晴らしい作品でした。

人間の”生”と”性”、獣の”生”と”性”

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この作品を読んで感じたこと、それは人間の”生””性”についてでした。

生まれながらにして、国や地域の縛りがある環境。選択肢のない人生。しかし、そのなかでも必死に生きて行くために選択肢を作っていこうとする人々。

また、生きるために何かを犠牲にしないといけないという葛藤。

そういったことが”闘蛇”と”王獣”の対比によって描かれていると感じました。

自分たちの生活や生命のために他の生物の”生”と”性”を奪って、それを操ることで生き延びていくという生物的な本能人間のエゴイズムみたいなところが痛烈に表現されています。

最近よく、”生きるとはなんだろう”とか”なんのために生きているんだろう”と感じていたり、考えている人が多い気がします。

特に日本は選択肢が多いのにもかかわらず、学校教育で個性を磨いていくということに対してあまり力を注げていないように思います。

そんな社会全体の悶々とした空気感を描いている作品がこの”獣の奏者”なのではないかと感じます。
 

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ほんと、読み始めたら止まらないので、1日2冊分ぐらい読めてしまいます!

読めてしまってもなんども見返してください!(僕は3周読みました笑)

ほんとに今忘れがちな大切な何かを教え、取り戻してくれる作品だと思います。

 

また、最近本屋大賞にも選ばれている”鹿の王”も上橋さんの作品で、まだ読めていないので読んだらレポートしたいと思います!



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矢野 大地 (やの だいち)


NPO法人ONEれいほく代表理事
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