2016.02.17

どうも！

先日、だいちハウスで行ったニワトリをさばく体験をするワークショップで気がついた衝撃の事実について。

1羽に1個の奇跡の塊。

さて、みなさんがビールのアテにしている焼き鳥！

僕も大好きな焼き鳥！

どこの部位が好きですかね？？

僕は断然砂肝（ズリ）、ハツが大好きですね〜

モモやねぎまももちろん美味しいですが、コリコリっとした食感となんとも言えない後味はその二つには到底及ばないんですよね。
 

じゃあ、その砂肝、ハツはニワトリのどこの部位なのか？
 

砂肝→砂肝というニワトリが消化する際に体内に入れている砂で不必要なものを濾しとる器官。

ハツ→ニワトリの心臓。

ってな感じで、意外と知らない人が多いとおもいますが、どちらもニワトリ一羽から一個しかとれない超貴重な部位なんですよ！

焼き鳥一本に一羽分

焼き鳥勝負。
五戦目、ご注文頂いたハツ串塩です。 pic.twitter.com/W117KWh51C

— namasuo (@namasuo151a) 2016, 2月 5

冷静に考えると、普段僕が好きで何本もばくばく食っている焼き鳥の砂肝、ハツはお店にもよりますが、大体一本に一羽分のズリ、ハツが使われています。

実際にさばいてみたらわかるんですが、ニワトリの一つ一つの器官なんて本当小さなもの。

砂肝なんてゴルフボールもないくらい。ハツはもっともっと小さいんですよ。

あああ、僕先週飲みに行った時5本も砂肝たべちゃったから、5羽分の砂肝食ったことになるのか…

知らない怖さって本当だなと思った瞬間でした。

ニワトリをさばく体験をするワークショップ参加者のまあちゃんも、

1匹から1つしか取れない部位ばかりなのだよ。よくても2つ。
それが居酒屋やチェーン店では安価で大量に出てくる。これがどういうことか…。
消費することもきちんと考えてよう。
無駄に食べなくなるようになる。

— まあちゃん (@ma_chan3618) 2016, 2月 13

ほんと考えないといけないことですよね。

僕たちが食をどう捉えるかで日本も世界も大きく変わるんじゃないか？

大それたこと言ってるようで、ほんとそう思いますよ。

食料自給率の最悪な日本の現状のなかで、その半分以上は廃棄処分されている。

なぜ、そこに食があるのかをみんな知らないまま口にしている。何が入っているかもわからないのに。

そして、どんどん病気になって、死んでいく。

なんというか、ほんとアーメン。南無阿弥陀仏。です。

僕は自分で食を作り、何がいいもので、何が必要のないものなのかを考えられる思考力を鍛える暮らしをしていこうと思います。
 少しでもそんな暮らしに触れたいかたはだいちハウスでお待ちしていますよ。

どうも、初めまして。
高知県の山奥、大体標高600〜700mらへんにある古民家です。築は大体70年くらいで、床の抜けてるところとかあるんだけど、たまに若い子たちがきて直してくれています。周りの畑も広大なので、来年とかは作物育てるのかな〜？みんな遊びに来てね！

— だいちハウス (@daichi_house) 2016, 2月 8

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矢野 大地 (やの だいち)

NPO法人ひとまき代表理事・猟師・企画デザイナー
月間4万人の人に読まれるブログ「ジムニーに乗ったサル」を運営。
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