2018.11.02
草間彌生 「赤かぼちゃ」
『太陽の「赤い光」を宇宙の果てまで探してきて、それは直島の海の中で赤カボチャに変身してしまった』と草間彌生自身が語った作品。草間作品の特徴である水玉のいくつかはくりぬかれており、内部に入ることができる。
はい(滑った)。
ということで、皆さんご存知。瀬戸内海のアートの島、直島へやってきました。
僕も、まだど素人ですが、少しアートをかじっているので、勉強ということでやってきたんです。
そんな直島が、予想以上に最高すぎたので、まだ足を運んだことのない人は、ぜひ運んでみてほしいと思って、簡単ではありますがレポートしておこうと思います!
目次
直島での移動方法は、『レンタサイクル』にしておこう!
早速ですが、直島での移動方法のオススメをお伝えしておこうと思います。
ズバリ!
直島内での移動のオススメは、『レンタルサイクル』です。
コスト、利便性、柔軟性共に☆3つと言ったところでしょうか!!!
その他にもバス、車(自家用車)、タクシー、徒歩などありますが、
・コストがかかりすぎる。
・街中のアート作品をみるために移動の利便性が低い
・時間がかかりすぎる
と言った点において、自転車が一番動きやすく、自由度が高いんですよね。
フェリー乗り場すぐに、いくつかのレンタルサイクル屋さんが軒並み並んでいるので、すぐさま借りに行きましょう!
だいたい、1日500〜1000円で、1泊借りても1500円とリーズナブルな値段で借りることができます。
ちなみに、直島は急な坂が結構あります。
なので、レンタルサイクルの際には、ちょっと高めですが必ず電動自転車を借りることをオススメします!
僕は、ケチって、普通の自転車にしたので…
途中から…
こんな状態になってしまいました笑
もし、ケチって普通の自転車使っても、ところどころに給水所があるのでしっかり水を飲みながら行きましょう(熱中症対策)!
島中がアートだらけ!
美術館などがいっぱいあるのが直島の特徴でもありますが、普通に島をゆっくり回るだけでもいろんなところにアートがあります。
こちらも、アート作品。
普通に道のすぐそこにあります!
自由に中に入って、この中から別のレイヤーで島をみることができる参加型のアート作品ですね。
こうしてみると、なんだか、次元の違う世界に入ってしまったような感覚がします。
藤本壮介 「直島パヴィリオン」
直島町町制施行60周年記念で制作されたオブジェ。
27島からなる直島諸島の「28番目の島」をコンセプトに制作された作品。約250枚のステンレス網で構成され、「赤かぼちゃ」同様、内部に入ることができる。
街中に走っているバス。
こちらも、アートなデザインですね!
アート作品が多すぎて、役場の文字すらアート的な要素でこうしているのだろうかと勘ぐってしまいます。
学校も、なんだかアートな形をしていました。
城?みたいな形ですよね?
普通に、夕日が綺麗すぎて、泣けてきます(アート関係ない)。
草間彌生さんの作品である『赤かぼちゃ』ともう1つが、こちらの『南瓜』です!
赤かぼちゃと同じように見えて、実は少し形が違います。
こちらの方が、人も少なく写真撮影には良いスポットですよ!
地中美術館・ベネッセミュージアム・家プロジェクトへGo!
直島の魅力の中核になっているのは、やはりアート作品のオンパレードである美術館やアートプロジェクトですよね!
もちろん、僕も行ってきました。
地中美術館
まず、地中美術館にいく時には、必ずwebで事前申し込みをしておきましょう!
というのも、15分刻みで定員を設けているので、自分の行きたい時間が埋まっていたら、待ちぼうけ確実です(笑)
ちなみに、僕は事前申し込みをしていたのにもかかわらず、早くきすぎて待ちぼうけしてしまいました(笑)
また、地中美術館とチケットセンターは別の場所にあります!
案内してくれる人がいるとは思いますが、迷わないようにしましょう。
チケットを渡したら、入場券をいただくことができるので、徒歩約100m先にある『地中美術館』へ移動します。
チケットセンターから、地中美術館の途中には、あのクロードモネで有名な『睡蓮の池』があります。
ちなみに、地中美術館の中には本当に様々な『睡蓮の池』がありました!ファンは必ずいくべきですね。
が、地中なのにもかかわらず、自然の光が煌々と差し込み、そんな光を上手く利用した作品の数々。まさに異世界に迷い込んだちっぽけな人間が直島という自然の中でバタつくような…(語彙力0)
自然の壮大さを感じさせられるし、季節や天候によって変化するので何度でもきてみたいと思える仕掛けがいっぱいありました!
ベネッセミュージアム
次は、こちらです!
ベネッセミュージアムは、この直島をアートの島にするために初期からずっと関わってきた歴史ある企業の歴史が詰まった美術館です。
30年以上かけて、様々なアートプロジェクトを行なってきたベネッセの歴史とその時々のアート作品がぎゅーっと詰め込まれた美術館になります。
有名美術品を見たい!って人には合わないかもしれませんが、作品それぞれのアイデアと直島の自然との関連性を感じたい人はぴったりかと。
家プロジェクト
家プロジェクトは、元々空き家であった場所を有効活用するため空間そのものをアート作品として、作り上げたものです。
なので、わざわざいくというよりは、”街をふらついていたらあった!”みたいな感じでたどり着く感じが良いでしょう!
今回僕は、時間がなくていけませんでしたが、1,030円で7軒全ての観覧ができるので、超お得です。
そのかわりと言ってはなんですが、直島のアートと切っても切り離すことができない建築家のレジェンド安藤忠雄さんの『ANDO MUSIUM』へいってきました。
例によって、こちらも中の写真は見せられられないのですが、
入り口すぐ横にある、これ↓
入る前に絶対に多くの人が、
『これなんだ?』
って思うやつなんですけど、あら不思議。
こいつが、『ANDO MUSIUM』のキモなんですよね〜
直島と安藤忠雄さんの関わりについての歴史も知ることができて、面白かったし、全国にある他の作品のラフ画なんかも見れてファンには必見な場所でした!
にしても、この人自然の光をうまく使った建築物作るの本当にうまいよな〜
番外編『カフェとか、銭湯とか、居酒屋とか』
もうね、有名なスポットとかもいっぱいあるんですけど、
1記事で紹介するにはおさまらなさすぎるので、ざっくりまとめちゃいます(笑)
はい、こちら、『I♡湯(アイラブユ)』ですね。
うん。
独創的で素敵です。
僕は残念ながら、銭湯に入ることはできなかったのですが、
入り口すぐにあった『大竹伸朗ガチャ景』がどうしても気になってしまったので、やりました!
ちなみに、ガチャは1回500円。
入湯料は650円…
複雑な気持ち…(笑)
でも、島民の人は310円で入れるっていう、観光地だけど、地元民への配慮をしている所には心を打たれました。
こちらは、古民家なカフェ『Café Restaurant Garden』です。
いい香りのする、ミントが置いてありました。
縁側でゆっくり色々考えることができました。
ちょっと写真で遊びたいって人にも、オススメなカフェだと思います。
もう一軒!
テイクアウトでも行ってほしいカフェが『akaito coffee』です。
この瓦に書かれた強引な引き込み方も、アートだと思えば、なんだかほっこりしてしまいます。
Instagramを意識した、写真もお手の物。
バックにある、色とりどりの背景やポスターがボカすとより味が出ます。
ただ、コーヒーを持って、立っているだけなのに、何かを悟ったような雰囲気を醸し出すことができます。
(普通に珈琲美味しかったです。)
注意(特に平日にいく人)
これは、直島あるあるなので、注意!
一大観光地であっても、やはり田舎は田舎。
なので、平日に旅行に来た人が一番悲しいのは、夜は多くの店がしまっている可能性が高いこと!!!!!
僕も、
幾度となく、
『CLOSED』
の文字を見て、
幾度となく、
心が折れる音がしましたとさ。
まとめ
控えめにいって、超よかったです!
コンパクトな環境の中に、元々の良さをしっかり残してある作りのものが多くて、なんだか、田舎に帰って来た懐かしさと対照的なようで馴染んでいるアート作品の数々。
ただ、意外とコストはかかるので気をつけてください!
美術館1個ずつ見たい!と思ったら、1泊2日で20,000円で済まないかもしれません(笑)
それだけ見たい!
と思うアート作品があるところだけを厳選して選んで行くことをオススメします。
個人的には、街中に点在している自由奔放なアートがとても好きでした。
美術館に行って、作品を見るだけなら普通に美術館に行けばいいので、直島という街全体を生きるアートと考えて、見ると町としてとても面白いな〜と感じました。
まだ、行ったことない!
って人は、ぜひ一度は行ってみてほしい場所であることは間違い無いですね。
(次回は犬島にも行きたい…)
楽天トラベルがお得だよ!
はい、最後に直島へのアクセスについてです。
関東圏からくる人は特に楽天トラベルがオススメです!
航空券と宿泊をパッケージされているので、予約も楽だし、何より値段が安いんです。
(ちなみに、僕は飛行機で移動するときには日本全国どこでも楽天トラベル利用してます。)
関西圏からくる人は、圧倒的に新幹線or車が安いです!
岡山からもフェリーが出ているので、四国以外から行く人は、飛行機も新幹線でも岡山経由で行くことをオススメします。
では、ぜひアートの島、直島へ行ってみてください!
ばいばーい!
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NPO法人ひとまき代表理事
猟師・企画デザイナー
月間4万人の人に読まれるブログ「ジムニーに乗ったサル」
ジビエ特化メディア「ジビエーる」を運営。
詳しいプロフィール
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