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『え?普通じゃないの?』小規模小学校出身あるあるネタが面白いことに最近気がついた話

2017.07.29

 

どうも自由になったサル(@123Vaal)です!

 

つい先日、ともだちとこんな回話があってびっくりしたんです。

 

ともだちA:ねえ、そういえばそろそろプールの時期やな。プール行きて〜。

 

ともだちB:そうやな〜。マジで暑い。てか、この時期の学校のプールの授業マジで楽しかったわ。

 

サル:あ〜そっか普通はプールって感覚やもんな。僕は夏の体育の時間は「海」だったから、プールで泳ぐってのは遊びに行く時ぐらいしかしたことないんよな〜。

 

ともだちA,B:え???はあ??海で授業??

 

サル:うん。海で授業。

 

ともだちA,B:うそやろ〜〜

うちの小学校は夏の体育の授業で海に行ってた!

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僕の出身は京都府の宮津市という、日本三景の天橋立で有名な場所なんですが、まあ、京都といっても超ド級の田舎です。

ちなみに、僕の出身校の日置小学校は僕が小6の時で全校生徒が30人強でしたね。(→現在は、10人いないとか。)

まあ、そんな小さな小学校はもっと多かったわけでもなく、まあ、もともとそんなに多くない小学校だったんですよ。

 

そんなうちの母校は、体育の授業で海水浴というのがありました。

→これが、普通ならプールなんでしょうね。

 

ちなみに、僕は全国にもっと同じような場所があると思ってたんです。まあ、1割くらいはいるかと。

が、Twitterでのアンケート結果はこちら!

ガビーん。

 

ガビーん。

 

ガビーん。

 

・・・・

 

 

1割どころか…4%

しかも、この中に、プール自体が少なかった世代の人が少なからず入っているとすれば…200人中、5人もいないということになるのか…逆にこの5人にあって、共通点トークしてみたい。

というか、もっと驚いたのは体育の授業で「川」「湖」って人がいること!!!

まあ、まだまだ全ての学校がプールになっているわけではないってことがわかっただけでよかった。

ちなみに、うちの学校では白帽(白い水泳帽)を被っている人は足のつかないところも泳げて、それ以外の人は赤帽(赤い水泳帽)を被り、足のつくところまでしか泳げないというルールがありました。笑

うちの小学校は冬の体育の授業でスキー場に行ってた!

まだまだあります。小規模小学校出身あるある。

これは雪国出身の人だったら結構いるんじゃないかと思うネタですが、

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冬の体育の授業で「スキー」の授業がある!!!!です。

これも、同じ関西出身の友だちにびっくりされたのですが、本当です。

 

うちの小学校では、小4になると、3学期の体育の授業がぎゅっと凝縮され、約4日間に渡るスキー合宿みたいなものが開かれてました。

合宿といっても、毎朝バスが送り迎えしてくれて近くのスキー場までスキーをしに行くというもの。

うちの地元は京都の中でも北のほうに位置する地域だったので、冬は多い時で約1mほど雪が積もるほどの地域でした。

なので、グラウンドで体育の授業は全くできないということで、学校側が判断して、人数も少ないし、縦の関係性も作るのによいので、合同でやってたのでしょうね。

今思えば、普通の学校ではあり得ない体育の授業を受けていたことに最近、気がついたんです!笑

ちなみに、うちの学校では先生にAクラス(一番上位のクラス)と認められた人は林道以外の急なコースに挑戦できるという謎の風習がありました。

うちの小学校の運動会は保・小・中合同の運動会だった!

今でも、びっくりしたことを覚えているエピソードがあって、それは僕がこの日置中学校に転校してきた小学校2年生の時のことです。

僕はもともと京都市内のマンモス校で全校生徒が1,000人近くいるような小学校に在籍してたのですが、親の仕事などの関係から現在の地元である京都府北部の宮津市へ引っ越しました。

引っ越した日がちょうど小学校で運動会をやっている日で、ちょっこり見学がてら様子を見に行ったんです。

そしたら、100人にも満たない生徒数の小学校で、こじんまりしてていいな〜とも思いましたが、と同時に、小さなグラウンドにやたらと小さい小学生(保育園児)とやたらとでかい小学生(中学生)がいるな〜と思ってたんです。

その時、学校の先生から言われたことが、

「うちの小学校の全校生徒数は50人弱で、少ないので、運動会もグランドも共有してる中学校とすぐそばにある保育園と合同でやってるんですよ。」

僕はその全校生徒の少なさにも驚きましたが、それよりも運動会を学年どころか、学校またいで保育園と中学校と合同でやっているということにとても驚いたことを覚えています。

 

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たぶん、これは本当に本当のド田舎でしかできないことかもしれません。

ド田舎でも条件が揃わなければできないことなんですが、うちの出身の小学校では、保育所と小学校と中学校が合同で運動会をやっていたんです。

でも、この運動会の良いところは中学生になってからも保育所の子たちに踊りを教えたり、年齢や学年をこえて、教えあうということで、自ずとコミュニケーション能力や教えることなどの重要性を学ぶ機会になったと思います。

運動会中も中学生が、保育園の子たちの走るのを全力で応援したり、運動会の花形であるリレーも保育所の子たちから、小学生そして、中学生へバトンタッチしていくというまさに猿が人間に成長していく過程に見えてしまうような不思議と涙が溢れる種目もありました。

その当時は考えたこともなかったけど、こうして考えると、僕が幅広い年代の人と関わることが得意なことはこうしたところからきているのかなとも思ったりします。

まとめ

すぐに好きな子が被って、それを知ってからはなかなか「〜〜ちゃんのことが好き」と言い出せず、なぜか自然と男女の関係性が悪くなったりした。

1人バリバリに勉強も、運動もできるやつがいると、そいつに合わせていかないとハブられるのが怖くて必死に食らいついた。

小学校の時は、全校生徒が少ないことで陸上の大会とか駅伝とか、いろんな場面で他校との勝負をする時、やはりいい成績を残せないことが多く、馬鹿にされたりすることも多かった。

高校進学した時には、同級生にほとんど知り合いがおらず、肩身の狭い思いをした。

 

だから、こんな小規模な小学校で育ったことを恨んだこともありました。

けど、この歳になって思うんです。こんな、小学校に育って良かったなと。たぶん、確実に小規模な小学校じゃなかったらできなかったいろんなことを学ぶことができたと。

その時、その瞬間にはわからなかった価値が、大人になってからわかることがあるんですよね。

それに、今回みたいに僕が経験してて、ほとんどの人が経験したことないことは”ネタ”になりますからね!

 

全国の小規模な学校出身者よ!胸を張れ!今こそ、そのネタを使って周りのヤツらをアッと驚かしてやるのだ!!!

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