HOME / プロフィール / 努力ができない自分が悪いのではなく、努力できない環境が悪いんです
努力ができない自分が悪いのではなく、努力できない環境が悪いんです

2016.01.26

最近こういう風に感じることが多くなりました。

ゆとり教育世代は本当に「ゆとってる」のか?

僕はいわゆる「ゆとり世代」という時代に生きて来て、よく「ゆとり世代はいいよな。ゆとってて」とか「ゆとり世代だからしょうがない」というような声をよく聞きました。

でも、いつも疑問なわけです。「ゆとり教育」という学力だけではなくていろいろな方向へも興味を持ってすすんでいく教育方針を進めていった結果、確かに学力は低下しましたよね。
まあ、それは当たり前でしょう。でも、そういう教育を受けてきた人たちが努力できない人たちだと決めつけている社会の雰囲気はなんともならんなと思うわけです。

僕が思うに、「ゆとり世代」が努力できないんではなくて、僕らの生まれて今いる社会が複雑に絡み合い過ぎていて、自分が努力できる環境に行くことが難しかったり、選択肢の幅が広すぎることがあるんだと思うんです。

むしろ複雑なこの社会環境の中でどんな選択肢を取るかという競争である大学受験や就職活動なんかを乗り終えていかないといけないと考えると全然「ゆとって」なんかないんですよ。

超幅広い社会を小さな登竜門だけを用いて突破していかないといけない時代になっているわけです。

これのどこが「ゆとってる」っていうんでしょうか?

この「ゆとってる」が現代の社会問題を生む種にもなっている

そう、ゆとってるはずがないんですよ。むしろ頑張っていろんな壁を乗り越え走ってるわけですよ。

でも、「ゆとり世代」よりも上の世代の人たちからは「ゆとってる」という一言で足を出されつまずかされるわけです。

で、「ゆとってる」と言われた人はさらに頑張ればならないって気持ちでやるんですが、できないわけです。そして自分を責めてしまう。
 

現代のうつ病の原因はこんな些細なことからでも生まれるわけなんですよね。

ただ、どちらが悪いとかってわけでもなく、これが現代の社会の構造なのかな〜なんて諦めているわけなんです。

やっぱり問題は人ではなく「環境」にあると僕は思っています。

環境が与える個人への影響力

では、会社で働く人とフリーで働く人とで考えてみましょう。

僕は昨年の3月で大学を卒業し、フリーの道を歩んでいますが、他の同級生や後輩はほとんど会社へ就職していきました。

そんななか、10月くらいにはすでに会社に入った3人からうつ病診断された、うつ病疑惑があるという話をもらいました。

彼らはいずれも、自分が本当に進みたい道のりではないけど、仕方なく就活をしてお金を稼ぐために仕事をしていたと話してくれました。
 

さて、では逆にフリーで働いている人を見てみたいと思います。

僕の周りでフリーで働く人はたくさんいますが、そんな人がうつ病なんちゃらこうちゃらといったのを聞いた試しがありません。

もちろんいないわけではないでしょうけど、あからさまに少ないのは確かだと思います。

雇い主のイケダハヤトなんて鬱になるどころか、鬱病ぽい人とか受け入れていますからね。アシスタント仲間のサトモトノリヒロさんなんかはもともと佐賀県の公務員だったんですが、鬱病診断されて現在に至ります。

高知に来た当初はなんだか腑抜けたような表情をしていましたが、今となっては笑顔であっちこっちに飛び回っていますよ。
 

やっぱりここの違いって「環境」だと思うんですよ。

フリーで働いていると、少なからずはやらないといけないことだったり、関わらないといけない環境だったりがありますが、それを自己選択できるし、自分で変化もさせていけます。

ですが、会社に一度入ればその環境を変えるも何も、自分は入りたての下っ端でわからないことだらけの環境で一生懸命、働かないといけないわけですよね。

そんな環境で働くってだけで相当努力してるわけなのに、それすら認めてもらえず「ゆとってる」と言われるわけです。極端ですが、そんな環境ですよ。
 

もちろん、そんな環境に順応し、その環境で努力できる人はいいわけです。

でも、できない人はその環境で一生いれるか考えてみてください。答えは決まってますよね?
 

僕がイケダハヤトのアシスタントになりたいと思った理由にこの本があります。

新世代努力論。まさに僕が思っていたこととリンクしたことをイケダハヤトがいろんな側面から意見してくれている本です。いや〜ビビッときましたね。ビビッと!

ここにも本当にいいヒントがたくさん書かれているのでオススメです。

そう、環境が人に与える影響は自分が思っているよりもほんと大きいんですよ。

努力できないなら、やり方を変えてみよう。それでもできないなら環境を変える時ですね。

もし、今努力できないと感じていたり、努力しろと言われていつも怒られたりしてるなら、まずは今までの自分のやり方を変える時期かもしれません!
 

この本とか参考になるかな?

僕もこういう本はまだ読んでないので、だれか読んでみてよかったら教えてください笑

そうそう、フリーだとすごくわかりやすいんですが常に自分のやり方をアップデートしていくことでしか成功はないと言えますね。

会社の中でも同じです。自分の今までのやり方を変化させてやりやすくして時間を作り、その時間で違ったことに挑戦してみる。そうしてどんどんアップデートしていくことができるならそうしていけばいいと思います。

ですが、それでもその環境で努力することが難しいと思った場合は、環境を変えるべきです。

というか変えましょう。

仕事がなくても死んだりはしません!一応日本にはその辺の最低限の社会保障はありますからね。

また、転職を考えるのもアリだと思いますね!

新しい環境で心機一転。自分を見つめ直してから再度どこかで働くのもいいでしょう。

僕のオススメする転職サイトを並べときます!

・IT・インターネット系はWORKPORT

・フリーランスで働くならレバテックフリーランス

・業界最大手のリクナビNEXT

・女性の転職に強いWomanWill

・ネットで受注する在宅型の働き方ならクラウドワークス

まあ、まずは自分の今の環境を変えるための努力をしてみては如何でしょう!なぜかめっちゃ努力できちゃったりするから面白いですよね笑

おすすめ記事

「本当にお酒に強い?」9種類のパターンに分類し検査してくれる遺伝子検査をやってみた結果…

【決定版】映画ドラマ見放題サービスの徹底比較とオススメの紹介

諦めることに対してネガティブじゃないですか?生まれつきが99%!?為末大さんの「諦める力」が的を射すぎている件

このブログの運営者

矢野 大地 (やの だいち)


NPO法人ひとまき代表理事・猟師・企画デザイナー
月間4万人の人に読まれるブログ「ジムニーに乗ったサル」を運営。
詳しいプロフィールはこちらから

著者のプロフィール


NPO法人ひとまき代表理事
猟師・企画デザイナー

月間4万人の人に読まれるブログ「ジムニーに乗ったサル

ジビエ特化メディア「ジビエーる」を運営。

詳しいプロフィール
矢野大地の欲しいものリスト 矢野大地のvalu
漫画になりました!