2017.06.15
どうも、自由になったサル(@123Vaal)です!
さて、僕は現在、こんなに山奥の家に住んでいます。
この家に住み始めた頃から、ずっと自分の家を住み開きし、いまやNPOの活動の一部として、全国の人を受け入れています。そして、僕が住み始めて、のべ1,000人以上の人が全国各地からやってきてくれるような場所になりました!
こんな感じですね。
もう、超絶たのしそうじゃないですか??
ね?ね?もうきたくなっちゃったでしょ??
ただ、僕の下の家に4月から移住してきたぶんたくんが今日、こんな記事書いてたんです。
こんにちはぶんたです。
只今めちゃくちゃ疲弊しています。
理由は単純、人疲れ。
いや、住み開きって思ってた以上に大変だわ苦笑
おいおいおい!
住み開きはデメリットももちろんあるけど、デメリットばかりじゃないぞ!というか、僕はメリットの方が多いと思っているので、それをしているわけです。
このままだと、デメリットばかりの暮らしをしているただのアホ(サル)だと思われるので、対抗してメリットをまとめてみました!
目次
住み開きをするメリットその1 「寂しくない」
いや〜やっぱり、一人暮らしって寂しいんですよ。まったく。
僕の暮らしなんて、山奥だから、人に会おうと思わない限りは会えないような環境ですからなおさらです。
そして、”寂しい”って感情は人を不幸にすることが多いんです。そんな気持ちから、解放してくれるのが、自分以外の人なんですよね〜
小さな感動や小さな出来事にでも反応をしてくれる。映画をみても感想を共有できる。作りすぎたご飯を一緒に食べて「おいしい」といってくれる。
そんな心にちょっとの余裕をあたえてくれる環境が自分の家だったらいいですよね!
それにそれに、他人だからこそ腹割って話しができたりするんですよ。いつも近くでいる人にはなかなか言い辛いことでも、利害関係がないからこそ、話しができたりするじゃないですか?
周りにたくさん知り合いはいるけど、実は孤独を感じている僕みたいな人にはとてもいい環境なんですよね!
住み開きをするメリットその2 「生活を分け合える」
特に僕みたいに、昔は3世代で住んでいたような家に住むと1人で家を管理することはとても不可能に近いんです。
山だし、いまの季節は草もどんどん生えてきて、綺麗に家を保つこと時代も超一苦労。
そんな中で、僕以外の人が生活の中にいると、一緒に掃除をしてもらったり、一緒に洗濯をしてもらったり…
生活自体を分け合うことができるんですよ!
僕は実際、畑も田んぼも家の整備も1人でやることはほとんどありません。
みんなと日程を合わせて一緒にやる方楽しいし、一緒にやることで、自分は楽だし、来ている人たちもただ泊まらせてもらっているということに対して、何かお返しをできたという感覚になってくれるんです。
もちろん、たまに全然動いてくれない人もいますけど、そんな人は多分2度と来ないので、大丈夫です!
一緒に生活を作り上げてくれる、そんな人たちをたくさん仲間に入れれば本当生活することが楽になると思いますよ。
住み開きをするメリットその3 「生活を自慢できる」
一軒家を住み開きすると、基本的には「自慢」できます!w
なぜなら、同世代のほとんどの人が6畳一間の1室に暮らしていたり、結構窮屈な生活をしてるからです。
うちは、外にニワトリも飼っているし、土間もあって薪でご飯も炊けるし、お風呂も温められます。
そんな生活している人がいないので、わざわざ人がやってくるし、住み開きすることで、自分自身の自己肯定を高めることができるのです。
住み開きをするメリットその4 「ファンが増える」
ほんと、僕の住むだいちハウスや高知のファンになって帰ってくれる人は多いですよ。
これは僕の持論ですが、ただ、観光ってだけで山奥にきてもその人は2度とこないです。
でも、そこに人の営みが見えて、普段できないような体験ができる。住み開きをしているからこそ、そこに暮らす人の暮らしが見える。体験できる。
だから、自分の日常に戻ってもそこで体験したことは心に残っているし、その感動をまた感じたいと思って、連絡をくれるんです。
何回も来てくれると勝手もわかってくるので率先して動いてくれるようになりますしね!ファン大事!
住み開きをするメリットその5 「仲間が増える」
僕は、住み始めた時、集落にたった1人の20代でした。
いまや、短期滞在も含めると常に5〜6人の人がこの集落内にいて、集落外の所にも移住してきて、住み着いている同世代は確実に増えています。
よく、移住促進とかでどうやってるのか?って聞かれることがあるのですが、いつも答えに困るのは、「住み開きしているからですよ!」ってしか答えられません。
だって、誰しも自分の人生に対して近い事例がないと怖いじゃないですか?
だから、僕みたいな若い人が住み開きをしていることで、自分が住んだらどんな感じになるのだろうかって考えて、一部の人がそれを実行に移し、今みたいに仲間が増えてきたんだと思うんですよね。
何か一緒にしたい仲間がいるなら、住み開きは確実にオススメですよ!
住み開きをするメリットその6 「対人関係が最強になる」
もうね、どんな場所にいっても怖くないっす。
だって、住んでるだけで毎日のように新しい人に会うんですよ。そして、僕の暮らしを、プライベートを晒しまくっているわけです。
だから、もう何も隠せない、隠す必要がないので、対人関係に対しての恐怖心も感じなくなりました。
たくさんの人の価値観や感覚を聞いていると、「そういう考え方の人もいるんだな〜」と思えるし、それを知っているだけで、外に出て行った時に、「あ、この人はこういうタイプだな」とすぐさま分類できちゃう感じです。
まあ、時たま「やっべ、このタイプ全くつかめない」って人もいますけどねw
住み開きをするメリットその7 「聞き上手になる」
僕、昔からよく、「話が長い」とか、「マシンガントーク過ぎて、会話ができない」とか言われることが多かったんです。
でもね、これだけの人と会ってると、もう自分の話をするの飽きてきちゃうんですよ。だから、きた人の話を聞いて、それに合わせて自分の話をしていくという癖がどんどんついてきました。
初めての人が来ても、その人のことをちゃんと聞けると、どんな感じで関わっていくのがいいのかとかちゃんとつかんで生活できるようになったので、ほんと素晴らしい進歩だと思います。
それに聞き上手はモテるって誰かがいってたので、そろそろモテ始めると思います。
住み開きをするメリットその8 「常に第3者視点を忘れない」
実は、これが一番大事な視点かもしれないな〜。
特に僕みたいな山暮らしをしていると、地域はほんとにひらけていないです。何もしなければ、外との関わりもほとんどないです。
だから、自分が今やっていることや考えていることに疑問を持って、変化させていくことや向上させていく意欲がどんどんなくなっていくんですよね。
もう、ほんとに生活をここだけで完結させることもできるので、外を見なくてもよくなっていくんです。
でも、そんな風にしてきたことで、今の時代の変化に大きく乗り遅れ、人がいなくなった背景もあるんですよ。だからこそ、自分の周りの小さな世界だけじゃない、広い視野を持って、自分の今の状況を第3者視点で見ることのできる環境を作っていく必要があると思うのです。
住み開きはそんな第3者視点を忘れないことを常に教えてくれる環境なんですよね。
まとめ
住み開きはメリットだけじゃないってのは当たり前です。
でも、住み開きをすることが僕はこれからのキャリアを作っていく上でマジで大事なことを教えてくれると思っています。
特に、”家”や”住む場所”という概念が大きく変わろうとしている今の時代だからこそ、どんどん住み開きをしていき、人を、者を、ことを、そしてお金を循環せていくことが必要なんですよ。
だから、僕は一生住み開きをしていきます。それが、僕のこれからの人生を作ってくれると確信してるからです。
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NPO法人ひとまき代表理事
猟師・企画デザイナー
月間4万人の人に読まれるブログ「ジムニーに乗ったサル」
ジビエ特化メディア「ジビエーる」を運営。
詳しいプロフィール
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