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【半農半X】農のある生活は人の生き方にゆとりを与えてくれる

2016.06.11

どうも!

田舎暮らし今月で8ヶ月目になります。

いや〜ふと振り返ってみると、だいちハウスへ住み始めていろいろやってきましたね。

ちょっと振り返りも兼ねて、新しく始めたことを紹介しましょう。

 

住み始めてやりたいと考えていた10のコト

はい、振り返ってみると僕はだいちハウスへ住み始めた最初のころにこんなコトを書いていました。 

僕が新しい拠点でやりたいことをまとめておきます。

①釜戸ご飯

→達成!《【羽釜ご飯の作り方】羽釜で炊いたご飯は冷めても、時間が経ってももちもちで最高にうまいですよ!》

②マイナスイオン浴びながら仕事

→達成!

③縁側でごろごろ本読む

→達成!

④ワークショップもできるな〜

→達成!

⑤ブロガー育成合宿(仮)

→達成!《ブロガー育成合宿

⑥地元の方と新しい企画

→達成!

⑦超田舎が超最先端

→まだまだこれから!

⑧寺子屋

→今年中にはスタートしたい。

⑨DIYワークショップ

→達成!《山には宝がいっぱい!ないなら買うじゃなく、ないなら作るという至福の喜び。竹ですのこを作っちゃったよ!

⑩放棄地開墾!野菜づくり

→達成!この記事で書きます。

参考:僕が新しい拠点でやりたい10個のこと

とまあ、なかなかに達成できている!よしよし!

なんだか、実行力が上がった気がする。うむ。環境ですな。たぶん!

今度また、第2弾のだいちハウスやりたいことリストを更新しようと思います。

 

最初はゴミ屋敷。今は人が集う拠点に変身!

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いや〜ほんと最初はどうなるのかと心配したレベルにカオスな家でした。

家の周りはつるやら、草が生い茂る森!?状態。

 

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家の中はといえば、3年以上も使っていない朽ち果てた腐敗臭のする道具の数々。

正直、すぐに住めるのかもわからない状態。お先真っ暗すぎて、一周して、吹っ切れて進み始めたってのが正直なとこだったな〜。

でも、周りの皆さんの手助けがあって、なんとか形になっているのが今って感じですね。

参考:だいちハウス始動!標高約700メートルの空き家がどう変わっていくのか

IMG 7736

8ヶ月でやっとスタート地点に立ったって感じなので、これからここをどう変えていくのかが楽しみです!

 

えんたくさんの移住が農的生活の大きな鍵に!

さて、こうした田舎の地で住もうと思った大きな理由のひとつに農のある生活がしたいというのがありました。

ただ、住み始めたのが10月だったし、放棄地になっている土地を開墾し農地へ生まれ変わらせるまでにはまだまだ高いハードルがあったんです。(冬〜春は寒すぎるし。笑)

そんな時に救世主がだいちハウスのある地域へやってきたんですよね〜

 

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はい!その方は僕の開催したブロガー育成合宿への参加者の旅するえんたくさん(@Entaku98)です。

彼は、ここ数年全国の主に自然栽培を中心とした農園へ働きに行ったりと全国を転々と旅しながら農業を学んでいた方なんです。
 

そんな彼が合宿中こんなコトを漏らしていたんです。
 

4月からどうしようかまだ決めてないんですよね〜。

はい!?笑

合宿は3月の初旬です。あと、1ヶ月もないですよ…笑

と思ったと同時に、彼をこの地域に住まわせたい!お互いの得意な部分も全然違うけど、お互いに利害関係が一致すれば絶対に面白いことができると感じたのです。だいちハウスの農地もめっちゃ大きいのに僕一人ではなかなか管理するもの大変だし、手がつけられない状態ですし。

で、
「えんたくさん!4月から、ここ住みます?」

って、サラッと聞いたんです。そしたら、

お!いいっすね。そうしよっかな。

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

お!お!!!オオおおおお!!!!!???早っ!笑

 

ってな感じで流れるままに、僕が地域内の空き家を交渉し、えんたくさんと役場をつなげ、トントン拍子で話が進んできました。

結果→貯金なし、車なしだけど高知県の嶺北地域へ移住したよ

お金なさすぎワロタだけど、彼のこれからへ投資してでも来て欲しい人材。お金は無理だけど、食やネットワーク、アイデアで応援していけばいいなと思い、移住してもらったけど、ほんと成功でした。

まずはえんたくさん自身で、借りた農地を無理なくどんどん開墾・整備していき、さまざまな野菜を植えているみたいなんです。

 

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参考:家庭菜園の為に近所のものを使って自然栽培な土作りをしたよ

 


雨の中ですが田植えしてます! 田植え定規のレベルたけぇ #田舎暮らし #田植え

Takuya Endouさん(@enntaku98)が投稿した写真 –

まだ、移住してきて1ヶ月なのに…すごすぎる。畑から、田んぼまで!!!!

やっぱりマンパワーが一人増えると全然違って、僕も手伝い程度だけど田んぼもやらせてもらいました。

そんで本題のだいちハウスのお大きな農地は?

 

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最初はこんな状態。

木が生えていないだけマシだけど、カヤっていう根っこがえげつなく伸びていくやつが生き生きとしげっていました。

 

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で、えんたくさんと力合わせて、こんな感じでスッキリさせて、

 

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高知へ移住してきたり、Uターンで帰ってきた若手の人たちと鍬入れて、

 

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とりあえず、サツマイモ、ナス、ピーマン、オクラ、ゴーヤ、バジルあたりを植えてみました。笑

 

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1週間後にはピーマンは実をつけ、

 

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ナスは花を咲かせていました。

 

自分一人ではできてこなかったことが、こうして形となって、今現実にあることに感動しています。

農業に関してもまだ、ほんの一歩目を歩み始めたばかり。焦らず、コツコツ積み上げていければと思っています。

 

憧れの半農半Xな生活がスタート。

ふと、気がつけば、憧れていた半農半Xな生活を手にしていました。

半農半Xとは、僕と同じ京都の人で塩見直紀さんという方が1990年代から提唱されてきた生き方で、近年、それが若い世代へどんどん波及していき、一時期僕の中でも相当ブームになった生き方なんです。

 

詳しい内容は著書を読んでもらえるといいかと思います。

簡単に説明すると、

「自分や家族が食べる分の食料は小さな自給農でまかない、残りの時間は「X」、つまり自分のやりたいこと(ミッション)に費やすという生き方」です。

そう、つまり何か固定のナリワイを持ちながらも農的生活を送ることで、生活全体に充実感を持たせるという考え方なんです。

僕はこうした生き方に学生時代から憧れていて、なんとか実現できないかな〜と模索していました。

そんな生き方がついに叶ったのです。

まだ、ほんの小さな農ですが、人が作ったものではなく、自分で丹精込めて作ったものは何より美味しいだろうし、何より人に食べてもらいたいものになると思っています。

”仕事で疲れたこころをしっかりとフォローしてくれる。”
農的生活にはそんな効果があると僕は思っています。

こんな山奥で生きて行くことに何の意味があるのか。同世代からはそんな風に思われているのかも知れません。

確かにその考えは一理あります。

でも、ここでやることに意味があるということも一理あるんです。

気になる方はここ(だいちハウス)に来て直接感じてみてください。きっと僕が言いたことがわかると思います。

生活にゆとりを持つことの本当の意味を見つけにきてください。 

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