【まだいえづくりで消耗してるの？】自分の一番いいと思う暮らしを選択してほしい。タイニーハウスビルダー　竹内友一

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2015.08.04

《自分で家を作って、自立した人生へ。あなたはまだ知らない自分の能力を発揮できるんです/いえづくり教習所　中宏文》

この記事で紹介した、中さんの企画された”次世代のいえづくり〜まだいえづくりで消耗してるの〜”で登壇された方の話をまとめて、書いておきたいと思います。

現在、中さんの企画されている”いえづくり教習所 ”が始動しているので、その様子も要チェックです！

《いえづくり教習所のBLOG》

元はツリーハウスビルダー、現在はタイニーハウスビルダー
自分の一番いいと思う暮らしを選択してほしい
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元はツリーハウスビルダー、現在はタイニーハウスビルダー

竹内さんは元々イギリスやオランダでプロダクトデザインを学んだ後、日本に帰ってきてツリーハウスビルダーとして、「人と自然をつなぐ体験プログラム」のプログラムデザインをナリワイとされてきた人です。

しかし、ある時、ディー・ウィリアムスさんのTEDxの講演をみて、とても衝撃を受けたそうなんです。

英語で詳しいことは全部わかりませんが、彼女の言いたいことはこうです。

多くのモノに囲まれた、ごく普通の消費社会に生きてきた。でも、ある時に心臓に病が見つかりました。
自分がいつ死ぬかわからないって感じた時に、消費社会で持っていたたくさんのモノは実はそんなに自分にとって必要のないモノだということに気がついたんです。
そこから「シンプルな生き方」を求めて、タイニーハウスをつくり、そこに住み始めました。そうすることで実はどんどん外へアクティブに動いていくようになったんです。

つまり、生活をシンプルにすることで自分の可能性をもっともっと引き出すことができて、どんどん外にアクティブに出るようになったことで心の健康も取り戻していったということなんです。

そんなディーさんの考えとActionに共感して、ひとっ飛びでアメリカに行ってきて、めちゃくちゃ良かったらしく、今後はタイニーハウスを作るということにしたそうなんです。

で、いろんなタイニーハウスを手がけるようになったそうで、こんなタイニーハウスもあるよ！と見せてくれました。

そんな中で、2014年にはきっかけとなったディーさんをよび、タイニーハウス作りワークショップを開いて、みんなで一緒にタイニーハウスを作るという企画をされたそうです。

１２人のほとんど建物を建てる経験をしたことのない人たちと一緒にトンカチトンカチやってると、周りからどんどん人がやってきて、教えてくれたり、参加したりしてくれるんです。
こういった、コミュニティ作りにもタイニーハウスは大きな役割を持っていると思うんです。

僕もものすごく共感できるポイントがあって、僕の口癖が「シンプルに生きる」なんです。

正直、今の自分は全くシンプルではありません。というかむしろ普通の人よりも複雑かもしれません。それをこれからどんどんそぎ落としていってシンプルになりたいと思っているんです。

タイニーハウスはまさに、環境からシンプルにすることで、ある意味でその空間からの影響力を受けにくくなって、考え方も行動もシンプルになるってことなんだと思いますね。

また、何か変わったことをしているとぞろぞろ人が集まってくる。そこからコミュニティが生まれていくっていうのも一つの大きなムーブメントを作る要素だと思いました。

自分の一番いいと思う暮らしを選択してほしい

タイニーハウスムーブメントっていうものがあるんです。大量消費社会に対するデモ的な動きのいちぶです。
僕自身もいろんなことが複雑すぎて、もっと簡単に暮らせないかなって思ったのがタイニーハウスに住み始めたきっかけです。
シンプルで美しい暮らしっていままでになかった暮らし方だったのかもしれないと思い始めた。
やる前にはわからなかったんです。こんなに小さな暮らしがこんなに素晴らしいなんて。
自分の人生で自分で選べていないこと、それしか方法がないからそうしていることがおおすぎるような気がしているんです。
でも、タイニーハウスのように自分で作れるし、自分で選らんで暮らすことができる時代です。
だからこそ、自分の一番いいとおもう暮らしを選択して、その暮らしをしてほしいと思うんです。

いや、ほんと同感です。住まい方、生き方はほとんど選択することのできる時代になっています。

しかし、固定観念はなかなか払拭せず、社会の仕組み自体も旧式のものなのが現状です。

進路や生き方、住む場所、やること、もっと自分らしく生きていく人がこのタイニーハウスムーブメントから生まれてきたらいいなと感じました。

僕もタイニーハウス（バンブーハウス）を将来作ろうと思っています！