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【随時更新】標高700mの家に住むとで僕ができるようになったこと一覧

2017.04.11

どうも、自由になったサルです。

突然ですが、僕は100の仕事を持つ人という意味で、「百姓」を目指しています。

そんな僕が、2015年10月から今に至るまで住んでいるだいちハウス@daichi_house)にきてから僕自身ができるようになったことをまとめてみました。

地方移住を考えている人や僕の生活に興味がある人は読んで参考にしてください。

また、田舎暮らしをしたいと考えている人にとっても何かの参考になればと思います!!!

1.きれいな薪割り

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いや〜綺麗に割れるようになりましたよ!

まさに「ぱっかーん!」って感じです。

うちに遊びに来る人も一つのコンテンツとして、楽しんでくれていますが、僕にとっては生活に必要な作業ですからね!

薪割りのコツは…ぜひ聞きに来てください!笑

2.薪で風呂を沸かす

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もう、お手の物ですね。

はじめは1時間も、2時間もかかってた風呂沸かしが今では大体30分くらいで沸かせるようになりました。(季節や天候にもよる。)

3.薪ストーブをつける

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これね、薪風呂とまた違って以外と難しいんです。

最初、勢い良く燃えてても、タイミングを見誤ったり、大きすぎる薪を入れてしまうと燃えなくなって、消えてしまうことも良くありました。

まあ、今ではこちらもお手の物ですね。

冬の時期は外の温度が氷点下とかになるので、これができないと死に近づくので必死でした。笑

4.草刈り機で草刈り

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僕が草刈機を持っている写真はありませんでしたが、この広大な草原をガンガン草刈り機で刈っちゃえます。

まあ、こうした山奥で住む時には必須アイテムと言えるので、できるようになることは半ば自然なことですね。

5.早起き

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夜更かししたらなかなか起きられませんが、普通に寝れれば大体朝日が昇る頃には目がさめるようになりました。

田舎の家なので、日が昇ると一気に家の中に日が差してくるし、明らかに室温も変化してくるので、自然と体が目覚めるんですよね。

その代わり、雨の日は朝起きるのが辛いです。笑

6.人が集まる場作り(だいちハウス)

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僕の住む家は「だいちハウス(@daichi_house)」と言って、県内外からの訪問者をほぼ誰でもウェルカムしている超絶ひらかれた場所です。

実際に僕が住み始めて1年半でのべ1,000人の人がこの家には訪れています。

いや〜こんなにも人が集える場作りができるようになるとは思ってもみなかったですね。

訪問したい人へ
【随時募集中!】だいちハウスで滞在しませんか??

7.NPO法人の立ち上げ

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昨年の6月に僕は色々な人たちの協力を得て、NPO法人を立ち上げました。

資料作成やら、団体内の組織作りやら、やったこともないことをあっちこっち向きながらやってきました。

法人を立ち上げるということをできるようになったので、将来はもっと色々な法人の立ち上げにも関わっていきたいなと思っています。

8.行政の人と話を進める

うまいか下手かは別にして、行政の人と話をして、いろんなことを進めることができるようになりました。

特に、NPOの活動のことでよく行政関係の方たちと話を進めることが多くなってきましたね。

あとは、田舎の地域は行政との距離感も近いんです。生活の中での不便なことなどいろいろ相談しやすくてほんといいですよ!

9.70代、80代のお爺さま、お婆さま方とのコミュニケーション

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うん、超絶上手くなりました!

前からそういう機会は多くあったけど、今や周りには70代、80代の人しか住んでいない地域にきてしまったので、必然的に上手く話せる要になりましたね〜。

ただ、若い人とのコミュニケーションが下手くそになったかも…笑

10.ニワトリを飼うこと

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僕はこの家に住み始めて、ニワトリを6羽飼ってます。

もう、ニワトリを飼うことに関してはある程度わかってきましたね。

ケンカし始めた時の対処法とか、卵を産まない時の対処法とか…

ニワトリを飼ってみたい人へ
ニワトリを飼う10のメリット

11.ニワトリをさばくこと

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ニワトリを育てると同時に、さばいて食べることもできるようになりました。

ニワトリは毎日卵を提供してくれるとても有り難い存在なんだけど、永遠ではなくて、廃鶏といって、卵を産まなくなってしまったニワトリはそのまま死を待つよりもさばいて食べてしまうのがこちらでは普通なんです。

僕も最初は抵抗がありましたが、美味しく食べてあげることで、報いるのも大事なことだなと思うようになりました。

12.イノシシ、シカの足跡を探すこと

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地元漁師さんについて行って、シカやイノシシの狩りに行くようになりました。

そこで、漁師さんと一緒になって、シカの痕跡やイノシシの爪痕などを探って、罠を仕掛ける手伝いをできるようになりましたね。

ちなみに、上の写真はイノシシの牙のあとで、この牙のあとをみて、大きさを判断することができるんですよ。すごいですよね。

13.イノシシ、シカ(獣)をとる手伝い

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12とほぼ同じですが、地元漁師さんについて行って、獣を狩る手伝いをすることができるようになりました。

山を歩いて、獣の痕跡を辿って、罠を仕掛ける。

そんな工程をみていると、生き物の生についてとても深く考えることができます。いつも、生かされているなと感じますね。

まあ、実際は手伝いといっても罠を運んだり、獲れた獲物を運んだりする下っ端中の下っ端ですけど。笑

14.イノシシ、シカ、サルをさばくこと

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この家に住み始めて、猟師さんの手伝いをし始めて、いろいろな生き物をさばけるようになりました。

イノシシはまだまだ素人であんまり上手くできないですが、シカは大体一人でも捌けるようになったかなと思うくらい捌いてきましたね。

最初はほんと抵抗があったのですが、今は自分で捌いた肉を自分で調理して食べるということにとても喜びをかんじられるようになりました。

もう、ほとんどスーパーで肉を買うことはないでしょうね。

15.山菜を採って食べること

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ここに住むまでは、わらび、ぜんまい、タケノコなど聞いたことはあっても、自分でとって食べるなんてことはあんまりなかったですね。

今や、家の後ろにはイタドリ、フキノトウ、ぜんまい、わらび、タラの芽、コシアブラ、ユキノシタなどなど数え切れないくらいの山菜があふれています。

季節(特に4〜5月)になったら、自分でとって、調理してたべるようになりました。とれたての山菜ほど美味しいものはないと本当に思いますね。ぜひ、食べにきてください。笑

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16.上手に野糞すること

汚いので写真は控えますが、上手に野糞をすることができるようになりました。

まあ、山に出かけている時とかにトイレがなかった時にしたりもしますが、普段も場所を決めて野糞する時がありますね。

というのも、

こちらの「くう・ねる・のぐそ 自然に「愛」のお返しを」という本を読んで、野糞に対する僕の価値観が根底から覆されたからなんですよね。

もう、それは衝撃的でした。

こちらにはトイレットペーパーの代わりになる野草の種類とかも書いてくれているので、とても参考になります。笑

17.簡単な山仕事

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ここへ住んでから、山へ入って仕事をすることが格段に増えました。

例えば、風呂用の薪を拾ってきたり、山へ入る道を作ったり、整備などですね。

昔もちょっとは使っていましたが、今やナタやノコギリは自分の腕なのかと錯覚するぐらい使えるようになりました。(言い過ぎ。笑)

18.水場の管理

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僕の住む、だいちハウス(@daichi_house)は水道水ではなく、山水を生活水としています。

山水は、ただ家に流れ込んでくるわけではなくて、山の綺麗な水の場所からパイプを何百メートルも引いて家まで水を運んでいるんですよね。

だから、大雨が降った後とか、定期的に山の水場の管理をする必要があるんです。

まあ、こんなこともこうした家に住まないとできないことですね。

19.石積みの手伝い

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これはどちらかといえば、できるようになったというよりも経験したことですが、僕の住む集落の中にある山の神様を祀っている場所の整備を手伝うとい経験をしました。

その時に、崩れかかっている石積みを一旦崩して、直すという作業を教えてもらったんですよね。

なんといっていいかわかりませんが、石積みは日本の中山間地域を今みたいなかたちにしてきたとても大事な文化だと思いました。周りにある棚田や家の立つ基礎はほとんど全てが石積みによって作られていますしね。

将来、もっとちゃんと学んでみたい経験でした。

20.空き家を探して、つなぐこと

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まだまだ未熟なところはありますが、うまく行政と連携して、空き家を探して繋げることも最近はできるようになってきました。

ありがたいことに、だいちハウス(@daichi_house)にきてくれる人で移住希望の人も結構いて、そうした人が住める場所を探してあげることも僕の大事な仕事なのかなと思っています。

21.美味しい料理をつくること

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これだけ人を受け入れることをしていると自ずと料理を振る舞う機会が多くて、いろんな料理の経験を作ることができました。

なので、自分でいうのもなんですが、結構美味しい料理を作れるようになったんじゃないかなと思っています。

特にジビエ(シカ、イノシシ)料理はこれだけジビエに触れられる機会が身近にある僕にしかできないのではないかという料理を数々生み出しています。

最近はシカのローストをめちゃくちゃこだわって作ってみたりしました。(↑の写真がそれ)

22.シイタケの菌打ち

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田舎といったらこれですよね!原木シイタケ作り!

去年はできなかったんですが、今年は地元の人にも協力してもらい、100本ほどのシイタケの榾木(シイタケの菌を打った木)を作りました。

来年、生えてくるのが楽しみです。

23.壁の漆喰塗り

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だいちハウス(@daichi_house)に始めきた時に、トイレの殺伐とした雰囲気に「ここをなんとかせねば〜〜」と感じて、いち早く漆喰の壁にしました。

正直、プロがやるような仕事は全くできませんが、しっくりを壁に塗りたくることはできるようになりましたね。

いつでもオファーがありましたら、協力いたしますので、ご連絡をお待ちしています。笑

24.小屋を解体すること

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こちらに住み始めて、なぜか何度か小屋の解体に関わらせてもらう機会がありました。

廃屋となってしまったところの木材をもらって、薪にしたり、廃材を利用して新しいものを作ったり…

小屋は解体した後どうするかを考えるのが楽しいんですよね。

こちらもいつでもオファーがありましたら、協力いたしますので、ご連絡をお待ちしています。笑

まだまだ増えていきます!

ちょっと書いてみただけで、これだけのできることが増えていたんだと感心しましたが、たぶんまだまだ出していけばあるはず。

それに、ここに住んでいれば、都会で暮らしている時には経験できるはずのないことが経験できるので、とても毎日が有意義です。

こちらの記事は定期的にできることが増えるたびに更新していこうと思いますので、楽しみにお待ち下さい!

僕自身もこちらにかけることを増やしたいなと思いながらいろんなことに挑戦していこうと思います。

ではでは〜

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