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【募集!!】半農半Xがテーマのインターンシップをするよ!

2016.08.01

僕がNPOを立ち上げるとなり、フィールドである嶺北地域の大豊町からこんな話が舞い込んできました。

 

矢野くん!

NPO法人を設立するんだね。碁石茶の件も本当に助かったし、君にまた違ったプロジェクトを任せたいのだけどいかがだろうか?

実は毎年、農業インターンシップを受け入れるために募集をしているのだけど…全然人が集まらないんだ。

今回お願いしたいのは、この農業インターンシップの事業を任せられないかと思って。

その後、細かな話を聞き、僕はこの事業で人が集まらない理由が何かを考えました。

偉そうに言えば、人が集まらないのには必ず理由があり、大体は”ターゲット”となる層が求めている内容と全然違ったり、内容が伴っていても、求めている人に情報が辿り着いていないということがあると思っています。
今回の場合は正直に言って、どちらもが全くできてなかったんですね。
ってことで、面白そうなので、受けてみました!

 

中山間地域は”半農半X”が合ってる

さて、農業インターンシップを受け入れるってことでお話をいただいたのですが、今の時代、農業だけで生きて行くって人もほとんどいないし、相当高いハードルがあると思うんですよね。

それに、今回フィールドとなる大豊町みたいに中山間地域の農業は平地農業と違って、だんだんの畑だし、傾斜があったり、重機が入らない…みたいな土地ばかりなんですよね。
だから、大規模での農業には全く向いていないってのが正直なハナシ。
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こんな感じ。。。

ここで、新しく農業を始めるハードルも、そこで食っていくハードルもやはり高いんですよね。

そこで考えたのが、
生活の豊かさという視点で農業を捉えてはどうか

ということ、

いきなり、新規で就農して農業をやるのではなく、まずは暮らしをして、他にナリワイを持ちながら農業と関わっていく、そして、最終的には農業も一つのナリワイにできる形になればいいなと!

そんな時に、僕の地元に近い京都府の北部にいる塩見さんという方のことを思い出したんですね。

塩見さんはこれらの本も書かれている方で、「半農半X」というあたらしい生き方を提唱してる方なんです。

半農半Xとは…?

自分や家族が食べる分の食料は小さな自給農でまかない、残りの時間は「X」、つまり自分のやりたいこと(ミッション)に費やすという生き方。

農のある暮らしをしながら、自分が大切だと思うこと、大好きな仕事をすることで、精神的に満たされるということで近年、収入が減少しても心豊かな暮らしをしたいという人たちから共感を集めている。

「X」にあたる部分は人それぞれで、農的生活をしながらNGOで活動する「半農半NGO」や、「半農半ライター」「半農半歌手」「半農半保育士」などさまざま。

参考:https://ishes.org/cases/2011/cas_id000025.html

まさにこうした生き方が現代的には理想的であって、この中山間地域で生きていくのに重要だと思ったんですよ!

バチっと現状の課題に対しての解決策としてハマりましたね。

 

半農半Xをテーマにした農業インターンシップを開催するよ!

はい、ってことで今年の農業インターンシップのテーマは”半農半X”になりました!

わくわくする〜〜あたらしいことへ挑戦するこの瞬間が一番好きです。

まずは普通の農業インターンシップとの大きな違いを強調して紹介します。
それは”自分のXを見つけ、生活と農をどうやって結びつけるのかを考える”ワークショップを期間中に行います。
自分の得意分野をいかに仕事へ結びつけるか。また、その仕事をしながらその生活にどうやって農を入れていくのかを考え、具体的な形を導きだします。
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そのワークショップには特別講師として、プロブロガーのイケダハヤトさんに来ていただくことになっています!

彼は、ブロガーで生計を立てながら、農的生活をしているまさに半農半Xの典型的な事例。

しかも、普段から情報を得ること、ビジネスを作ることにとてもたけている方なので具体的なアイデアがポンポン飛び出すでしょうね!

最近はイケハヤランドなんぞというものまで作っているオモシロい人です。

この滞在期間中に自分の中のXを見つけ、生活と農を結びつけられる機会となればと思っています。

 

全2コースで全国から農業インターンシップを募集します!

今年のインターンシッププログラムは滞在期間5日間の入門コース、滞在期間12日間のアドバンスコースを設けています。

どちらも、半農半Xをテーマに行います。

入門コース(5日間)

スクリーンショット 2016 08 25 21 02 16

※うち3日間は農業実習

アドバンスコース(12日間)

スクリーンショット 2016 08 25 21 05 30

※うち8日間は農業実習

宿泊場所、光熱費、滞在期間中の車移動、諸経費は運営側で負担するので無料!!!

食事、保険は各自の負担となります!

また、全期間10名の募集をしています。定員がいっぱいになり次第、締め切ります。

申し込みは→こちらから。

詳しい内容は【onereihoku@gmail.com】or矢野大地のFacebookTwitterなどでお気軽にお問い合わせください!

《追記》 募集定員について

9月12〜16日  残り  終了

9月26〜30日  残り  終了

10月24日〜11月4日  残り 終了

11月21日〜12月2日  残り 1名

農業を学ぶだけじゃなく、全国から来たおもろい人たち、嶺北のおもろい人たちと繋がれます!

碁石茶親衛隊みんなの写真 6863

農業インターンシップと一言で言っても、農業をずっとしてるだけではなく、全国から来てくれたメンバーとの交流、またフィールドである嶺北地域の人たちとのつながりなど、新しい価値観に触れる機会もたくさんあります!
以前僕が、

【急募!碁石茶親衛隊】400年以上続く、伝統的な製法を守り、つなげる手伝いを募集しています

で、募集した時なんかも、フタを開けてみると、高知市内、東京、大阪、愛媛、タイみたいに、ほんと全国各地から来てくれました。

しかも、こうして偶然につながると面白いもので、自分が考えてもみなかった新しいことへ挑戦できる環境ができたりするんですよ!

事実、碁石茶親衛隊で集まった10名はうち5名が移住を決定また希望して、嶺北地域で挑戦することを選んでくれました。

ふらっと来た、行ったことのない場所で、あったことのない人たちとあう。

そんなちょっと旅感覚で来てくれてもいいと僕は思っています。どうぞ、おこしください。

 

こんな人が来てほしい!

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  • 農業を学びたい!
  • 農家になるのはちょっとハードル高いけど、ナリワイのひとつにしたい!
  • 半農半X的な生き方をしたい!
  • 田舎暮らしに興味がある!
  • 嶺北への移住希望!

こんな人を大大大募集中です!!!!!!
Wellcom to 大豊

 

 

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矢野 大地 (やの だいち)


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