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フリーランスが確定申告するときのポイントをご紹介

2017.01.14

さて、確定申告の時期となりましたね。

みなさん、確定申告の準備はお済みですか?

僕は社会人1年目からフリーランスとして仕事をしていたので、いきなり確定申告の時期が来て、超焦りました。

なので、同じように焦るであろう、みなさんに確定申告をする上での基本的なポイントをご紹介しておきましょう。

確定申告の基本的におさえておくべきポイント

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今年初めて確定申告をするという人はいろんなことがまだまだ不明で、どうしたらええんや〜みたいな感じになっている人も多いのではないかと思います。

実際、僕も前年度の1月ぐらいまでは訳も分からず、どうしたらええものかと悩んでいたのですが、いろいろ検索しても難しいことばかりで、なかなか進められなかったんですよね。

なので、まずはまず簡単に押さえておきたいポイントを共有しておきます。

 

確定申告は儲けがどんなに低くてもやっておくべき

法律上、収入がどこかで発生している場合会社が代わりにやってくれている以外はじぶんで確定申告をしなければならないんです。

ですが、結構多くの人はそんなに大きな額稼いでいないからとやっていない人も多いらしいんですよね。

それはすごく損をしている可能性が高いんです。

 

詳しく書いていくと分からなくなってしまうので、簡潔に。

 

 

確定申告はじぶんを個人事業主(自分自身が会社)だと見立てて、そこで儲けたお金と使った経費を差し引いた所得を計算し、所得税を決めるために必要な作業なんです。

 

ただ、フリーで生計を立ててても、会社からお金が出ている場合が結構あります。(アルバイトなんかも同じ。)

そんな時に、源泉徴収税というものが引かれているのはご存知ですよね?

それって、その人の所得などに沿って決められた額ではないため、確定申告をすることによって決められた所得税よりも多く源泉徴収税を払っていた場合払い戻しされることがあるんですよ!
僕はちなみに5万円ほど戻って来ることになりました。ああ、確定申告しててよかった。

 

領収書、レシートはどんなものでも必ず取っておくべき

こちらは基本的な知識ですが、結構忘れてしまいます。

僕なんかは4月、5月の領収書をとりわすれてて、所得がちょっと多めになってしまいました。がっくし。

領収書やレシートはいわゆる経費算出をするために使用するんですよ!

 

経費ってのはその年にじぶんが行った事業にかかる出費のことで、総収入から、この経費を引いた額(正確にはもう少し複雑)が所得になります。

 

 

例えば、僕の場合は事業としては、”通信事業(ブログ)、教育事業(家庭教師)…”なんかを上げることができます!

その中で、事業に関係する出費は経費として計算することができます。

 

ブログを書くためにいった場所への交通費、食費、滞在費などは経費として考えられるということですね!

まあ、ざっくりと説明したらこういうことなので、一年間分の領収書、レシートは使えるのも、使えないのも(使える可能性がでることがある)まとめておくことが大事な作業の一つです。

 

③フリーランスでなくてもすることができる。

実は確定申告はフリーランスだけの特権ではないんですよ!サラリーマンでももちろんできるんです。

詳しくはこちらを参照してみてください。
👉【確定申告】サラリーマンのスーツ代も特定支出控除にできる!?

👉【確定申告】還付金が戻ってくるかも?サラリーマンもできる意外と知らない医療費控除とは?

 

確定申告までにしておくといいこと

新卒フリーランスで大きな仕事をしていない人であれば、基本的には毎日の領収書、レシート集めを欠かさないことが普段からしておくべきことです。

それ以外に普段からしておかなければならないことは実はあんまりありません。

 

なので、急に年末になって、「やべー確定申告せねばー」ってことが起きちゃうんですよね。

 

ぼくなんか締め切りギリギリまでやってなくて、頭おかしくなってましたね。笑

だから、とにかく領収書、レシートをまとめておくってことはやっておくのがいいと思っています。月ごととかにまとめておくだけで、実際に申告書を作る作業がものすごく楽になります。

 

また、国民健康保険、国民年金、源泉徴収票、ふるさと納税等の受領書なんかは確実に残しておくことが大事です。

特に国民健康保険、国民年金は全額が控除(経費として計算)されるので、確実に残しておきましょう。

 

 

また、特殊な例ではありますがふるさと納税なんかの寄付控除も受けられることを知っておくといいでしょう。

 

ふるなび」なんかは全国のふるさと納税の事例をまとめているサイトですごく見やすいのでオススメです。

 

なぜ、ふるさと納税がいいのかってことを簡単に説明すると”自分の支援したいと思う自治体やお返しの魅力的な自治体に支援をして、その全額から2,000円を引いた額が寄付控除として受けられる”からなのです。

 

例えば、20,000円のふるさと納税をしているとすると、18,000円の控除が受けられれます。その額が自分の所得額から差し引かれるのでかかる所得税が抑えられるんですね。(税金控除額を超えない場合)

これは一例ですが、20,000円のお肉が2,000円で買えちゃう!?」みたいなことが起こる場合もあるので色々考えてしてみてもいいかもしれませんね!

 

実際に確定申告するにはどうすればいいの??

では、実際に確定申告をするのには何が必要か。これがわからなくってイメージできない人が多いとおもいます。ぼくは締め切りの4日前までろくに考えてなかったので慌てました。←ただのアホ

 

実は確定申告に必要な書類はたった2種類で、確定申告表、収支内訳書の用紙を作成するだけなんです。

 

 

ただ、この用紙も正直なにが書いてあるのかてんでわからないみたいなことが起きますね。ええ。
この様式は近くにある税務署に行けばもらえますが、正直めんどうなのでネットの国税局のサイト上から記入しダウンロードすることもできます。

でも、初めての人がこの様式をダウンロードして、確定申告やるは正直、結構な手間がかかるります。というか、ほぼ無理レベルです。はい。

 

なので、ぼくはfreeeというクライド上の会計ソフトを使用して行っています。

年間9,800円で確定申告までのフォローを担当してくれる方が毎週のようにレポート送ってくれたり、請求書や領収書作成も簡単にできるような様式をサイト上においてくれているので、特にフリーランスの人にとっては超便利な会計ソフトです!

 

わからないことは基本メールにて、すぐに返信してくれるという初心者にはほんと助かるクラウド会計サイトです。

ぼくは1ヶ月ほど無料期間でやってみて、すごくよかったので今は有料プランを活用しています。

 

まあ、まずは、無料お試しで登録して、実際に使ってみることから始めてみましょう!まだ、確定申告にはじゅうぶん間に合います!



金銭感覚を学ぶ場としての確定申告

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フリーランスの人は特に”確定申告は金銭感覚を学ぶ場”としてほしいなと思っています。

それは、企業や経営者となるひとは確実に様々なお金を生み出したり、整理したり、回したりする機会がたくさんあって、金銭感覚が構築されるための環境があるんですが、フリーランスになるとそうした場面がほんとに少ないんですよね。

 

これがどんな価値があるのか、自分の事業にどのくらいのお金が必要なのか…

そうした感覚ってどうしても身につきにくい環境にいるひとが多いのではないかと思うんです。ぼくも正にそうでした。

 

 

しかし、年に1回ではあるのですが確定申告をすることで自分が1年間でどのくらいの儲けを生み出し、どのくらいのお金を社会に還元したのかということが数値化される場がこうしてもうけられているので、ぜひそうした感覚を持って挑んでほしいなとおもいます。

 

 

個人事業主のおもしろいところは会社というコミュニティの成長へお金を使うのではなく、自分自身の成長へお金を使えるというところにあると思うんですよね〜

では、みなさんが無事今年の確定申告を乗り越えられることを祈っています。アーメン。

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