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移住しやすい田舎と移住しにくい田舎

2016.03.25

先日、長野県に行ってきました。

今、NHK大河ドラマで話題沸騰中の「真田丸」で盛り上がっていましたよ!

そんな高校生ぶりに行った長野県で感じたことをまとめておきます。

 

空き家バンク契約数全国No.1の佐久市を訪問

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今回、長野を訪れた目的は、地方創生、移住促進などと世間で騒がれている今、地方に足りていない一つの資源が空き家なんです。

空き家は現在日本全国に13.5%もの及ぶと言われていて、住まずに手入れがされていないものは倒壊してしまうというような危険性があったり、そういった資源が活用されていないといった問題が挙げられています。

そんなにも空き家があるのにもかかわらず、地方に空き家がないという問題が発生しているのです。。。

その理由は諸説ありますが、大きなものとしては、

  • 自分の想い出の家だからかしたくない。
  • 片付けるのが大変。
  • 貸すのが大変。

なんかが挙げられるでしょうね。

事実、僕の住む本山町でも空き家を登録してくれる人が圧倒的に少なく、空き家は余りまくっている状態なんです。

そんな中、全国でダントツ一番の空き家契約数を誇る佐久市はどんな手を使って空き家を借りることに成功しているのかを探りました。

 

行政と民間の住み分けがハッキリしている

行政関係者の方から、いろんな話を聞くことができたのですが、興味深かった点のみを箇条書きでまとめると、

  • 行政と民間(宅建)の住み分けがハッキリしている。
  • 利用年齢は40〜60代の人が多い。
  • 空き家利用者さんへの持ちネタを豊富にしないといけない。
  • 一昨年前くらいから、空き家の実態調査を地区にお願いしに行っている。

なんかが挙げられます。

やはり、宅建が関わっていて、行政主導になりすぎず、仕事の分担はしっかりキレイにしていることで、法律関係でのトラブルが起きにくいようになっているのが空き家を多く保有できて、多く契約まで持ち込めている大きな理由だということがわかりました。

また、契約数が多くなっている原因には新幹線の駅があること、総合病院が2つ、学校機関もものすごく充実してるというポイントが大きいと思います。

しかし実際、何か特別な方法を用いて空き家を借りるシステムを作っているわけではなかったのがすこし残念な反面、新たにわかったこともありました。

 

都会田舎とド田舎の違い

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例えば、長野県と高知県の大きな違いは海が広がっているかどうかだけではありません。

日本の中心である東京から新幹線で1時間半でいける気軽な都会田舎が長野にはあるんです。それの一例が佐久市なんですよ。

もちろん高知県も羽田から来れますが、その他の移動なんかを合わせて考えると、手間と財布の面では長野は比じゃないです。

スローライフがおくれるけど、不便はしたくないし、病院や学校なんかの設備が整っている場所がいいと思う人には佐久市はすべてそろっていますね。

市の中心は栄えていて、利便性のいい都市型だし、ちょっと山側に行くと田舎暮らしもできる。

まさに都会田舎なんですよ。

ただ、長野に比べ高知市内は別にせよ。その他の地域に関してはまさにド田舎
 

長野と高知では田舎は田舎でも全然違う田舎なんだということがわかったんですよ。

 

移住にもしやすい、しにくいがある

そう、移住と一言に言ってもさまざまあるわけです。

やっぱり多くの人はできるだけリスクのない移住がしたいわけなんで、仕事は都会で、生活は田舎でみたいな感じにしたいのが理想なんですよね。

そう考えると、今回行かせていただいた佐久市はとても適した場所だというふうにおもえました。

景色も綺麗だし、おしゃれなこじんまりとしたカフェもありました。そして、学校や病院や公共施設も充実していました。なんといっても、新幹線で東京から1時間半です。

では、高知県はというと、僕の住んでいる嶺北地方をはじめとする高知市近郊以外の市町村で佐久市と同等の環境を持っている場所はないでしょう。

そうした観点からでも、高知県は日本の地方の中でも移住しにくい場所としてあげられます。

どれだけ地方都市の魅力があっても、生活面での利便性は現代の普通の生き方をしてるひとにとって大事なポイントなんだと改めて感じました。

 

高知は新たな開拓民の土地になるべきだと思う

では、多くの移住者が来ることを見込めない高知がすべきこと。

それは、移住者の”質”を上げることだと思っています。

”質”と一言で言ってもざっくりしたものですが、簡単に言えば「ただ楽しく田舎暮らししたいというような人ではない、田舎にある価値を再発掘してそれを利用して何か始めようとするような人」を呼ぶことなのではないかと思ったんです。
 

地方移住したい人に伝えたい7つの事実

でも、書きましたが地方移住はただのパラダイスではないんですよ。

地方移住=パラダイスだと思っている人にとっては高知県はとってもハードルの高い田舎だと思います。

だからこそ、その高いハードルを飛び越えて高知に来てくれる開拓使を呼ぶことが必要なんだと思うんです。
 

圧倒的に足りないのは新しいく、面白いアイデアでもなんでもなくて、その土地にある価値を発掘して活用出来るプレイヤーなんですからね。

そんな人々が高知へ入ってくることで、高知はものすごく変化していくと心から感じます。

雇い主のイケダハヤトなんかはその先陣を切って入ってきた一人だと思っています。

 

まとめ

最初の目的であった、空き家の契約なんかを伸ばすための秘策や空き家を貸してもらうためのいい策についてはこれといって目新しいものを得られませんでした。

しかし、今回得た大きな収穫は移住者人気No.1の長野県と高知県を比較し、”長野に負けない!”なんて闘争心を燃やすことが意味のないことだということを知ることができたことです。

高知には高知なりの文化、歴史があり、今の環境があります。

そんなことを大事にしながら、新たな風を送り込んでくれる開拓使を呼ぶことが高知を盛り上げていくための大きな鍵になるような気がしました。
 

僕もその一人となるべく動き回っていくつもりです。

高知県を共に開拓したいと思う人はまずはぜひ高知へ遊びに来てください!

僕もだいちハウスにてお待ちしています。

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