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”期待”することは創造力をなくす大きな原因になる

2016.03.16

他人に期待しすぎてませんか?

それ、逆効果になるんです。

 

期待に応えられないことが苦痛だった

僕は、中高生のころ、誰かの期待に応えることが自分の価値だと思っていて、それに応えることで自分自身の自己肯定感を高めてきました。

しかし、その期待に応えられなかった時の反動はすごく、その人との距離がものすごく空いたような感覚に襲われてしまい、学校へいくことすら億劫に考えてしまうこともありました。
 

その時の自分を今振り返ってみると、もっと違った発想を持って、自分の進みたい方向へ進めたのにもかかわらず、自分よりも周りの期待に応えることに必死になってしまって、そこでしか自分が評価されないと思ってしまっていたんだと思うんです。
 

結果、その期待に応えられなかった自分の責任を重く考え、自己肯定感をどんどん低くしていくことにつながりました。
 

自分は何もできないと思ったり、人に自分を開示することが怖くなった時期でした。

 

期待に応えることが目的になる

教育面でも大いに言えることですが、特に多いのが親の過度な期待です。

こどもにとっては期待されることはある一種のモチベーションになることもあるのですが、逆に期待によって自分が創造し、発想できる様々な道筋を途絶えさせてしまうことにつながることが多いにあります。

これはこどもの教育の視点だけではないんです。

身の回りにいる友達や仲間、同僚、家族なんかでも全く同じことが言えるんです。

期待をされると、それに応えようとする力が働くことで、自分自身で何かを創り上げていくという力はどんどん少なくなっていきますよね。

期待をされることは嬉しいことなんだけど、それによって自分のどんどん広げていくことのできる創造性をどんどん狭くしていくことにつなげてしまうのです。

 

期待しがちな人たちは”自分が成功したい”だけ

では、なぜ人は他人に期待をするのでしょうか?

それは、”自分が成功したい”という所にあるのだと思っています。

親でも、先生でも、会社の上司でも、仲間でも同じです。”自分が成功したい”のです。

 

このような本があることが僕は1つの日本の会社のヤバさだと思っているのですが、ここに書かれているような部下の教育をしていくことで、確実に創造性のないただの”言われたことだけ”しかやれない人たちが出来上がっていくと僕は思います。
 

ただ、言いたいのは、誰もが”成功したい”と思うことは間違った感覚ではないと僕は考えています。

だからこそ、成功をどのフェーズに設定しているかが問題だと思うのです。

 

”期待する”のではなく”認める”ことが大事

僕もこうした考えになるまでには結構時間がかかりました。

自分が期待されてきたからでしょうか、他のいろんな人に期待してしまう癖はまだ治っていないところもあります。

ですが、自分の中にその人への”期待”する心を持っても、それを表現しないことが大事なんです。

相手に、自分が期待していると思わせないことがその人の創造性を引き立たせることに確実につながると思っています。
 

たびたび紹介している、為末大さんの「諦める力」でも、同じようなことが言われています。


周りの”期待”があるから、自分が次のフェーズに行こうにも行けない、諦められないといったことが起きてしまうのです。

だから、僕は”期待する”ではなく、”認める”というスタンスで関わってあげることがその人の大きな創造性を高めることになるのではないかと思うんです。

”認める”という行為にはその人を尊重し、その人の考えが自分と違っても、「なるほどな」と理解してあげようとすることなんです。

それがどんな場面でも、その関わる人の創造力を引き立たたせることになるんですよ。

 

自分ではなく、その人の目線を大切に

普段期待してしまいがちな人は難しいかもしれないですが、結局は自分本意な考え方ではいけないんですよ。

それはもちろん、その人のことを考えてのことなのかもしれませんが、”期待する”ことは絶対に逆効果になります。
 

だから、僕はその人の考えや行動を認めてあげて、その人の目線に立って、導いてあげることが必要だと思います。

そうすることで、その人の創造性はより外に広がっていくし、あなたのちょっとした助けによって、今まで考えていなかったような新しい考えを持つことができるかもしれません。

今まで、”期待して”きた人はぜひとも、その人の目線に立って、考え、認めて、導いてあげることを心がけてみてください。
 
そしたら、今まで殻にこもっていたその人の本当の姿が見られるかもしれません。 





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