2015.12.07
僕は高知大学理学部理学科出身です。
今は、インターネットで記事を書いたり、まちづくり関係の仕事をしています。
大学時代のほとんどは東北で勉強教えたりとか、高知県の田舎に行って畑仕事したり、地元の人たちとワイワイしていました。
僕は高知大学理学部理学科出身で、選考は化学でした。
目次
学部に固執しすぎても何もいいことないよ
繰り返し言うようですが、僕は文系の学部でも教育学部でもありません。理学部出身です。
これを結構多くの人から「えええ〜そうなの!絶対文系だと思ってた!理学部でこんな活動してるのって珍しいね!」なんて言われることが多いです。
はい。珍しいですよね。
でも、できないわけじゃありません。
僕は多くの大学生の話で「学部でこんなことしてるから。」、「〜学部なのでこんなことがしたいです。」何てことをよく聞きます。
もちろん自分の専門分野で頑張ることはとてもいいことですし、ガンガンやっていけば実績にもなるでしょう。ぜひぜひやって行ってもらいたいです。
ただ、「〜学部だからできない。」こんな話は全くの見当違いだと思ってるんですよね。
というよりかは学部で与えられていることだけしている学生には何も面白みを感じませんし、そこで成果を上げたとしても将来研究者になっていく人ぐらいしか本質的には学びにはなっていないと思うんですよね。
結局のところ教授の研究のお手伝いじゃないですか。笑
結構、昔の大学は違ったかもしれません。
ちゃんと大学で学んだことを社会に出てから生かすことのできる場がたくさんありましたからね。
でも、今は現実的に言えば、
「高卒では就職するのが難しいから大学に行かせる。」だったり、「得意科目が数学だったので、数学を学べる学部へ」
みたいに、将来ほとんどが研究職につくわけでもないのに、がっつり専門知識を学んで、就職は全然違う関係のところにみんな行きますよね!
大学生自体も飽和状態なんですよ。
だから、どんな学部でどんなこと勉強したって、空いた時間にはいろんな社会経験を積めることをたくさんやっておかないと、社会に出てから自分の”コレは!”って物を何も持っていない状態になっちゃうんですよ。
それだと、自分が就職した会社が倒産したり、仕事がうまくいかなくて辞めたくなってもどこも行くとこなくなっちゃいますよ。
事実これが現実なんですよ。トホホ。
学部にとらわれないで、好きなことやればいいじゃないか!
ほんと学部に固執しすぎるのはほんとよくないですよ。
だって、自分がナリワイを持つうえで必要なことってほとんど教えてもらえませんからね。(学部にもよるよ!)
そういった「社会を知らない学生が多すぎる!」なんてことをいっている企業の方もたくさんいるみたいですが、そりゃそうですよね。
だって、学生である限りコミュニティは学生の中で終了してるんですからね。(もちろん例外もいるよ!)
じゃあ、社会を知ってる社会人のおじさま方に話を聞いたら社会のことは知れるのか!?
いやいや、そんなんで知ることができるならみんなやってますがな!って話ですよ。
僕は大学生は”学生でもあるが社会人でもある”という考え方を持つことが必要だと思っているんです。
厳しいことを言うようだけど現状、とても多くの学生は”ただの学生”です。
でも、僕も”ただの学生”でした。
だからこそですよね。大学3年生の時にあるきっかけで”学生でもが社会人でもある”ことが必要だと感じた瞬間があってから、僕は”ただの学生”ではなくなったと思っているんです。
それから僕は理学部としての勉強ももちろんしてましたが、学生:社会人って比率で考えると2:8ぐらいでしたね!
まあ、先生にはだいぶ怒られたこともありましたが、僕の将来がかかっているので将来のために必死だったわけです。
こんなことを言ったら、何か高いハードルを課しているように聞こえるかもしれませんが、全然そんなことないんですよ。
ただ、ただまずは「自分のやりたいことをやってください。」
ほんとそれだけなんですよ。
与えられた環境で、与えられた課題で満足していてはダメだということなんです。
学部を超えて、自分の価値を社会に示す
僕の仲のいい後輩で新城というのがいますが彼なんかとってもいい感じなわけです。
最近ブログを始めたみたいです→あるがままにふざけろぐ
彼なんかもまあ、”ただの大学生”してたわけですが、何を思ったか2年ほど海外に飛び立って帰ってきたら、”学生でもあるが社会人でもある”になって帰ってきたんですよね。
そこにはなんというか自分で社会を生きて来た経験値みたいな物を背負って帰ってきたんです。
今は、僕の住んでいる嶺北地域に学生を連れてきて、地域の人たちのイベントの手伝いやったり、役場のHPのリニューアルを一緒に考えるような企画メンバーに入ったりしていて、がんがん”学生でもあるが社会人でもある”をしているわけです。
こういう学生はクソ面白いので企業も必死で欲しがるでしょうが、彼は勝手に一人でやっていける能力があるのでやってくでしょうね。
まあ、結構極端な例を出しましたが、自分の価値を社会に示していくという経験をもっともっとすることがほんと必要だと思いますね。
学部の中で埋もれていくくらいなら、学外で花咲かせましょうよ。
将来、起業家を育成するなんて言っている学部ほど生徒を学部から出さないように必死で囲ってる感じがありありですからね〜笑
高知の学生で”学生でもあるが社会人でもある”になりたいけどどうしよ〜みたいな感じで悩んでる人いたら連絡いただけるとアドバイスしますよ!
まだ学部で消耗してるの?
— 矢野大地 (@123Vaal) 2015, 12月 7
Twitterとかで連絡いただければ!!!と!!!
まあ、もう学部で消耗するのはやめましょう。
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NPO法人ひとまき代表理事
猟師・企画デザイナー
月間4万人の人に読まれるブログ「ジムニーに乗ったサル」
ジビエ特化メディア「ジビエーる」を運営。
詳しいプロフィール
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