2015.09.18

今日からたまに、質問に答えるコーナーをしたいと思います！

面白い質問あったら、ブログでも詳しく書こうかと思うので、ぜひ、質問してください。

→自由になったサル/ask.fm

そんなに遠い将来のことわからないですよね

10年後の自分はどこで何をしていると思いますか？

こんな質問いただいたので、それにお答えしたんですけどね。

僕は最近いっつも思うんです。

”10年後〜するために”とか、”10年後〜できるように”とか

そんな遠い将来のことを想像したりすることってできるんですかね？

希望的観測でしかないのでは？

小学生の時、ほとんどの子どもたちは”将来の夢はなんですか？”と聞かれます。

そして、将来の夢を持っていない子は、”夢を持ちなさい”と言われる。

僕は小学生の時に語った夢を、実際に実現した人をほとんど聞いたことがありません。

僕は小学６年生の時、”将来は教員になりたい”と思って、今まで勉強してきたし、頑張ってきました。

だけど、
小学校から教員目指してて、教育実習行ってから教員になるのやめた理由
でも、書いているように、その”夢”に縛られて生きてきたような感覚を感じました。

10年後、具体的にどうなっていたいのか。

多くの人はそれをvisionと呼び、visionを持つことは必要だと言います。

だけど、僕はそのvisionにとらわれてしまうことにも恐怖を覚えます。

だって、明日起こることさえわからなくないですか？それなのに、10年後何をしてるか、何をしてたいかって考えることはいいとしてもそれに縛られてしまったら、この先の新しい可能性に向かうことはできなくなってしまいますよね。
 

その幸運は偶然ではないんです!

posted with ヨメレバ

J.D.クランボルツ,A.S.レヴィン ダイヤモンド社 2005-11-18

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昔、クランボルツさんという人が”計画的偶発生理論”というのを発表して、反響があったそうです。

この考え方は、

この変化の激しい時代において、３年先の未来をも予想することは不可能に等しい。そんな中で、具体的なキャリアプランを考えることは無意味に等しい。人生の八割のキャリアは偶然によって生まれる。だからその偶然を計画的に導き出すことがとても大切になってくる。

そんなことを論文で発表したらしいのです。

本当にそうだと思います。

10年後のキャリアのために今を生きるのではなく、１日後のキャリアのために今を生きるという感覚を持たなければならないのが今の時代なのかなと僕自身は思っています。

だから、質問でいただいた、

10年後の自分はどこで何をしていると思いますか？

には、

10年後、どこで何をしてるかとか正直わかりません。結婚できてたらうれしいですね〜

と答えるしかないなと思っています。

というよりかはそれくらいでいいんです。

自分の将来を願望的に”こうなりたい”と思うことはとても大事だと思います。

だけど、こうなりたいがより具体的で、より今の自分の動きを制御するものであるならば、それを持つことは今後の自分自身のキャリアの可能性を狭めることにつながるのではないかと思うのです。

だから、会社やプランも３年計画とか立ててる時代じゃないんです。

毎日アップデートしていかないと時代には追いつきません。

個人も企業も、そうして時代の流れ、自分の想いを大切に日々の生活へ変化をもたらすことができることが必要なのではないかと思っています。

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