2015.08.31
さて、最近大学生からこんな話をよく耳にします。
何かしたんですけど、どう動けばいいかわかりません。
で、すでに動いている人は、
いや、動けよ。うごかね〜とわかんね〜よ。
みたいな感じに答えてしまいがちだな〜と思っています。
でも、アクションのハードルや内容は人それぞれでどんなアクションにも何かしらのきっかけがあるはずなんです。
大学時代からそんな悩みを、モヤモヤを抱えている人へきっかけを与えたいと思ってイベントをしてきて、最近自分なりに落ちてきたことを書きたいと思います。
目次
わからないのはそういう経験を持った人に会っていないから!
僕も具体的にみらいへアクションをし始めたのは大学3年生からでした。
それまでは普通に大学生活を楽しんでいて、毎日のように飲み歩いたり、ボーリング行ったり、カラオケにいったり、ドライブしたりと楽しく過ごしていました。
そんな大学3年生になる数日前、ある人に出会いました。
高校を卒業して、一年間オーストラリアにワーキングホリデイ。その後、日本へ帰国し21歳でビリヤードの国体準優勝。ビリヤードで食っていくのは難しいと考え、大学進学を決意。2年の勉強を経て、23歳で早稲田大学へ入学。27歳の卒業の数日前に東日本大震災が起こり、内定していた会社を辞め、宮城県気仙沼市へいく。現在はNPO法人の代表をしている。
僕は今までの人生の中で、こんな経歴を持つ人に会ったことがありませんでした。
会った時に、”自分はなんて縛られた楽しくない人生を送っているのだろうか?”と思いました。
そして、何かに引っ張られるかのようにその人の連絡先を聞き、東北へいったことが現在の僕がフリーランスな道を歩めているきっかけだったと感じています。
正確、この時まで僕の中にはフリーランスなどどいう選択肢は微塵も持っていなかったし、
《小学校から教員目指してて、教育実習行ってから教員になるのやめた理由》
毎度、紹介しますが、この記事で書いているように小学校から教員になるために頑張ってきました。
この人に会った瞬間にそんな自分の世界が塗り固められた壁で囲われていることに気がついたんです。その壁の外にまだ広い世界が広がっていることを僕は知りませんでした。
たくさんのきっかけがある中でこの出会いは相当大きなきっかけとなっています。
人を変える、人にきっかけを与えるのも人です。
そう、いろんな人に話を聞いてもみんな口をそろえて言います。
”〜〜さんと出会って”
”〜〜っていう本を読んで”
そう、人にきっかけを与えられるのは基本的には人なんです。
本も人が書いたものだから、人だと考えています。
なんで人からきっかけを与えてもらえるかって、何かを動かすのも、考えるのも、作り出すのも人が関わって出来ているからなんですね。
ある意味で一つの事例として、話を聞くことができるんです。
だから、具体的な一つのアイデアとしてその人の行動のプロセスを聞いたり、考えを聞いたりすることが自分にマッチしてくるとそこできっかけがもらえるんですよ!
人に会う機会を作りまくれ!
そして、人に会う機会などというものはそこらじゅうに転がっているんです。
長期の休み期間には合宿みたいな形でいろんな人と会う機会が設けられ、毎週のように何かしらのセミナーが開かれ、何かしらの飲み会が開かれます。
そんなところで、新しいいろんな出会いの中から自分が共感できる人との出会いがあるかもしれない。
自分が知らなかった世界を教えてくれる人がいるかもしれない。
そんなかもしれないが詰まったものが”人”の作るコミュニティなんだと思っています。
だから、まずはそんな環境に身を投じていくことが必要なのではないでしょうか?
計画的偶発性理論
20世紀末に、スタンフォード大学の教授であるジョン・D・クランボルツ教授が提唱したキャリア理論が最近話題になっていました。
そこで教授は、
個人のキャリアの8割は計画していない偶然によって決まる。
その偶発的なことを計画的に導くことでキャリアアップしていくべき
のようなことを言っています。
変化のスピードの速い現代では、10年先の未来すらも誰にも予想できない。だから、予想できない未来への計画はそこそこにして、今想定できる出会いや出来事をベースにキャリアを広げていこうという
まさに、現代の社会はインターネットの普及によって、海外からの情報、県内外からの情報がリアルタイムで得られる時代になってきています。
そんなスピーディーな変化についていける想像力を持った人はほとんどいないでしょう。
だから、すぐ目の前の小さな目標にまずは向かって、そこにある偶然を掴むことが大事なのではないかということなんです。
僕はまさに人との出会いもおなじだなあと思っています。
計画的に出会う出会いからは自分の想像以上のことは生まれないけど、偶然の出会いには自分が思ってもみなかった新しいことがたっくさん生まれるな〜と思うんです。
こんな時代だからこそ、自分の知らない環境に飛び込み、そこでの出会いをモノにした人に得られるキャリアがそこにはあるんです。
ただ、そこには計画的に偶然を呼び込むことが必要!だから、イベント、講演会、飲み会!とにかく参加しまくれ!ってことなんです。
会えばわかる、会わなければわからない、単純なこと
会えばわかることがあります。
それは、その人と今後も繋がっていきたいかどうか。
自分がその人を求めているかどうか。
会うためには自分で機会を得るしかないんですね〜
ふっと振り返ると、僕は大学生活に本当にたくさんの人に会いました。というか今でも人との出会いは超大切にしています。
それが今、確実に生きていると実感します。
ぜひ、皆さんにも会って、知ってほしいですね〜
今、一番会いたい人!
そうそう!そんな僕もまた新しい出会いを計画してるので共有しておきます。
僕の今、一番会いたい人は、
一時期、SNSとかでだいぶ騒がれた、この方!
北海道でロケットの研究をしている植松さんという人。
この世の中から”どうせ無理をなくしたい”というスピーチをして有名になった方です。
まだ見ていない人はぜひ見てみてください。必ず響いてくるモノがあると思います。
この人に、どうにか今年度中に会ってきます!方法はいくらでもあるでしょう。笑
会わないとわからないけど、会えばわかることがあると思うからです。
SNSでも発信しています!
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NPO法人ひとまき代表理事
猟師・企画デザイナー
月間4万人の人に読まれるブログ「ジムニーに乗ったサル」
ジビエ特化メディア「ジビエーる」を運営。
詳しいプロフィール
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