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THE BIG ISSUE 4月号を読んで。東田直樹さんのファンになった

2015.04.16

みなさんTHE BIG ISSUE(後ビックイシュー)って知っていますか?
 

僕も普通に田舎の大学生をしていたら、全く知らずに過ごしていたかもしれません。いろんなつながりで素晴らしい活動に出会えたことを感謝します。

どんなことをやっているのか、簡単に説明すると、1991年にジョン・バードという方がロンドンで始めた取り組みで、家を持たない人(いわゆるホームレス状態の人)がビックイシューの作る冊子を販売し、その収益の一部を売り手がもらうという仕組みです。

日本でも、無料で10冊の冊子を受け取り、一冊350円で売り、その売り上げを元手に、今後は一冊170円でビクイシューから買い取って、その収益を売り手の収入にするという取り組みをしています。

日本でも都市部では多くの場所で売っています。

高知ではないのですが、東京はもちろん、京都、大阪、兵庫、九州、北は北海道でも売っています。

今まで何をしているのだろうと思っていた人も、ぜひ買ってみてください!

冊子のクオリティが半端じゃない

毎号の冊子のクオリティが350円で買えるクオリティじゃないのが驚きです。

冊子の表紙には海外での著名人、日本でも有名な方々が軒を連ねて乗っています。普段そんな話を聞けないだろうとおもうような独占インタビューなどもうまくまとめられていて、マジで素晴らしいです。

基本的には社会の中に溢れる問題意識などを取り上げています。なんかとっつきづらいと思っても、自分の身の回りにも溢れているとっても身近なことだったりします。

4月号の目玉は東田直樹さんの独占インタビュー

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生きるのがつらい時、どこか出口があるとは考えず、じっとたちどまってください。そして、昨日と同じ一日を過ごしてください。

この言葉がやはり凄まじく僕の心の中に抱えているものの紐をゆるくしてくれる感じがして、なんていうか救われた気持ちになりました。

重度の自閉症を抱える東田直樹さんは世界に認められた作家さんで、普段は普通に会話すことは難しいけど、文字盤を使って話をされます。2013年に「自閉症の僕が飛び跳ねた理由」の翻訳本「THE REASON I JUMP」が世界20カ国以上で出版されています。


東田直樹さんのストレートな想い

インタビューのなかで気づいているようで気づかない。大切だとおもっているのに大切にできない。そんな葛藤を感じさせてくれる内容がありました。

ご家族とけんかはすることはありますか?

けんかというのはお互いに譲らないために起こってしまうものです。人を変えるんのは難しいと思っているので、相手の性格も考え、僕は自分の中で解決策を見出そうとします。けんかにならないのは、僕が一番もめない答えを選ぶからです。

「成長する」というのはどういう意味で、どういう状態だと思われますか?

成長とは、自分が思い描いている理想の自分に近づくことだと思っています。山の頂上にたどり着くのに、いろいろなルートが存在存在するように、成長していないと感じる期間も、実はゴールするために必要な時間だったという場合も、あるのではないでしょうか。

もし、今の状況が、昔よりも悪くなっていたとしても、未来の自分にとって必要な時間だったととらえる。僕にとってそんな都合のいい言葉です。

生きるのがつらい時、どうしたらいいでしょうか?

どこかに出口があるとは考えず、じっと立ち止まってください。そして、昨日と同じ一日を過ごしてください。つらい気持ちと向き合おうとしなくても、人は生きていけます。あなたが悪いわけではないのです。人は与えられた環境の中で、精いっぱい生きなければならない動物です。たとえ、自分の精いっぱいが他の人と違っても、恥ずかしいことではありません。

障害者に対して、どのように接するのがいいでしょうか?対等に接しようと思いすぎること自体が、対等ではないのではないかと思ってしまうことがあります。

僕も同感です。その人の苦しみはその人にしかわかりません。

援助者は「自分だったら」と相手を自分に置き換えて考えるだけではなく、行為そのものが、援助者の自己満足でしかなかったり、的外れだったりしているかもしれないと、いつも想像することが大事だと思っています。

考え方の違う世界の人が仲良く暮らすにはどうしたらいいと思いますか?

仲良くしようと思わないことです。お互いの文化や存在を認め合い、尊敬することができれば、それでいいのではないでしょうか。仲良くしようと考えているから、自分のことを理解してもらいたいと期待するし、相手のことを必要以上に知ろうとします。

偏見を持っている自分がいること

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ほんとうにささる言葉の数々です。

僕も教員免許の所得のためにうけた、介護等体験や今までにも障害を持った方の学校へ行ったりとなんどか経験があります。その度に、どう接したらいいだろうと悩むときがありました。なんて言っているかわからない時には「うわ、全然わからへん」って諦めることもありました。どこかで自分の方が優位にいて、自分の方ができることが多いと考えている自分がいました。

でも、東田さんをはじめ、僕の尊敬する「五体不満足」の乙武さんが言ってくれる言葉が僕自身への救いでした。

乙武さんは自虐交じりのこんなツイートをよくされています。

例えば、僕らは普通に仲良い友達とはいじり合いをするのに、障害をもっている人には優しくしないとみたいな感じのへんなアンテナが出てきて、優しくしようと努力する。でも、その優しさは本当の優しさじゃないってなんとなくわかっている自分がいる。こんなこと多々あると思います。
 

なんだろう、僕はいまでも偏見があるかもしれません。でも、東田さんや乙武さんのような方を見ているととても素晴らしい個性としてとらえることもできるのではないか?僕たちいわゆる健常者は個性がないか?

個性はみんな持っていて、それぞれがその個性を活かせる場を探していくことが大切なことなんだと思っています。

僕自身もその場を作っていく一因となりたいんだと思います。教育現場でもそれは必要で、「個性」という言葉の捉え方をもう一度自分のなかで見直したいと思える内容でした。

生きるのが辛い経験

僕は昨年の1年間が自分の人生のなかで一番生きにくい社会だとおもった時でした。

周りは就活をして、どんどん次の進路が決まっている中、僕は教育実習にいってから、小学校からなりたかった教員という道をやめました。そのとき、一瞬にして、自分のまえにあった道が崩れ落ちていって、前にはなにも見えない暗い場所しか有りませんでした。

そんな時、「今を一生懸命生きよう」と決めました。将来が見えない闇なら、とにかく一歩一歩踏んでいくしかないと思いました。東田さんの表現とはまた違いますが、僕も昨日と同じ一日を過ごしていたら、勝手に人生は進んでて、あれからもう一年もたちました。

生きるってもっとシンプルなことでいいんだと思えました。

こうして、いろんな人からいろんなことを吸収して、自分の言葉に落としていくっていうのがもっともっと必要だなと感じる日々です。

東田さんのファンになりました。

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